ＮＴＶが『スケバン刑事』に対抗して放映したシリーズ。本家のパート３と
同時期のスタートで、仙道敦子・山本理沙・後藤恭子というキャストは、
あちらの浅香唯・大西結花・中村由真と比べても遜色はない。むしろ助っ人参戦の
中山美穂もいるのだから、こっちの方が豪華？
学園に巣食う巨悪に立ち向かうヒロインたち、家族にまつわるヒロインの個人的
動機などの要素は、案外原作の『スケバン刑事』テイストに近いもの。
但し、舞台が限定されていることや、垢抜けないドラマ展開がこの作品独自の
魅力を出すには至らず、ハッタリの効いた本家の演出には残念ながら及ばなかった。
主題歌を歌ったＡ−ＪＡＲＩは、後に何故か『スケバン刑事』の後番組
『少女コマンドーＩＺＵＭＩ』の音楽担当として起用され、本作の主題歌も
劇中に挿入されるという快挙（？！）も成し遂げられた。
やはり何の因果だろうか？

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