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「VIRUS」
投稿日 : 2002/05/17 23:46
投稿者 久保田r
参照先
1997年10月2日〜12月18日25:15〜25:45テレビ東京系
<スタッフ>
監督・キャラクターデザイン:大張正己/メカデザイン:まみやなつき/音楽:大森俊之/主題歌:「Rainy day and day」Dragon Ash/(株)角川書店 少年エース増刊「エースダッシュ」掲載
<キャスト>
サージ:三木眞一郎/レイヴェン:鈴置洋孝/エリカ:飯塚雅弓/マーカス:難波圭一/ジョウイチロウ:檜山修之/ミレイ:波澤春菜/ドナ:折笠愛/リュウ:矢尾一樹/ブレインリザード&ミラン・トゥレイン:中尾隆聖/リリー・ペトリ:根谷美智子/ディクソン:石塚運昇
<タイトル>
第1話「CUTTHROAT PUPPETS」第2話「THE PATH VIA HELL」第3話「WE STAND ALONE」第4話「DEEP DOWN EXPOSURE」第5話「INCUBATING THE SUCCUBUS」第6話「BEHOLD CHANGE OR DIE」第7話「ANOTHER BOY MISSING」第8話「BEHOLD CHANGE OR DIE II」第9話「REACTIVATE THE BODY」第10話「THE STRUGGLE WITHIN」第11話「BLEND THE STRENGTH」第12話「TO HAVE AND TO HOLD」
<ストーリー>
2097年ネオ・ホンコン。衛星軌道上にある「インキュベーター」より送られてくる「VIRUS」を抹殺する為に生まれた組織「STAND」。その組織の隊長レイヴェンは、「ヴァリアブル・ギア」装着員としてサージを迎え入れる。VIRUSとの戦い。レイヴェンの過去。サージの秘密・・・。全ての答えはインキュベーターが握っている・・・。
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VIRUS
投稿日 : 2002/05/17 23:53
投稿者 久保田r
参照先
 符号だらけの作品です。「VIRUS」って何。「Incubator」って何。「Black Valentine」って。「Zahinell」って。「ヴァリアブル・ギア」って。「ドナ」って。「ミラン・トゥレイン」って。「レイヴェン」って。etc・・・。名前を聞いただけでは、それが一体何の機能を果すのか俄に理解出来ない単語の羅列となっているのですが、そのこと自体がこの作品の魅力となっていて、始めはミステリアスな部分が多過ぎてとっつきにくい感も多少感じつつ、一度この作品の流れに慣れると、どんどん続きが気になる作品であると思いました。
 レイヴェンが作った組織「VIRUS」破壊組織「STAND」の行動部隊に選ばれたメンバー達の孤独な過去。彼らは、身寄りがなく荒んでいたところをレイヴェンによって救われ、彼の指揮の下で「VIRUS」殲滅の為に働くようになります。彼らの一人一人のキャラクターがとても魅力ある個性に描かれていて、且つどのキャラにも適格な萌えツボを有していて、男性ファンにも女性ファンにも楽しめるキャラ設定であると思いました。ヴァリアブル・ギアを装着する際のエリカの裸体シーンや、エリカとミレイの水着シーンや、普段は何事にも動じないレイヴェンの動揺シーンや、どんなにやられても最後には必ず勝つヒーロー・サージの強さなど。ありとあらゆるところに人目を引くシーンが鏤められていて、目の離せない要素があると思いました。もちろん物語自体に大きな魅力があるのですが、物語というのはそこに生きる登場人物達によって面白さが増すと思いますので、謎多きレイヴェンというキャラクターを筆頭に、各キャラの性格、魅力が絡み合うこの作品は、一度ハマるとクセになる作品だと思いました。
 全ての鍵はレイヴェンです。彼の謎が解き明かされる最終回に全てが解決します。監督がレイヴェンの声は鈴置洋孝さんしかいないと決め込んだキャラです。鈴置さんの公と私の声の使い分け、主役のサージの三木眞一郎さんの悲しみを含んだ声、ドナの艶やかな声等、かっこいい声の声優さんが多数出演されていらっしゃいます。重く切ない旋律を奏でる音楽と共にサウンド面でもお薦めの一作です。
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キャラと声
投稿日 : 2002/05/17 23:48
投稿者 久保田r
参照先
 とかく声がかっこいいです。各キャラクターの最終的な魅力というのは、声優さんによって吹き込まれる声によって命を与えられるわけですが、監督がこだわってキャスティングしたというこの作品は、そのこだわりが光って、シャープでかっこいい台詞と声の応酬となっています。
 ミラン・トゥレイン役の中尾隆聖さんの恍惚とした不敵声。普段は無口で無愛想なサージが淡々と長台詞を話すシーンでは、三木眞一郎さんの声のクールさに惹かれます。マーカス役の難波圭一さんは、レイヴェンによく似たキャラクターという設定をよく把握していて、かっこいいセカンドリーダー役を演じていらっしゃいます。そして、一見子供っぽい絵柄のミレイは、波澤春菜さんの声の強弱によりキャラクターに厚みが増し、すぐにカっとなりやすいジョウイチロウの声は、檜山修之さんが男らしく演じていらっしゃいます。
 ですが、私が最もオススメしたいのが、レイヴェン役の鈴置洋孝さんの声とドナ役の折笠愛さんの色っぽい声のやりとりです。孤独を引きずるレイヴェンの表での「私」という一人称が、ドナの前でふと優しい声で「僕」という呼び名に変わる声のギャップの響きですとか、これまではレイヴェンに甘えるようにしていたドナの、ある時を境に冷たく突き放した瞬間の台詞と声の素早い擦り変わりには、ぞくっとした色気を感じます。
 そして、何と言ってもオープニングです。主題歌の前に、鈴置さんと折笠さんの声で交わされる符号の言葉のやりとりが、声の無表情さとクールな語り口でもって実にかっこよい仕上がりとなっていて、この台詞の後に始まるDragon Ashの主題歌がこれまたかっこよく、バックに流れるキャラクターの絵とともに毎回見入ってしまうオープニングとなっています。
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