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「夢・音楽館」
投稿日 : 2003/04/04 23:50
投稿者 久保田r
参照先
2003年4月3日 23:25スタート NHK総合 パーソナリティー(館主):桃井かおり

第一回目ゲスト:甲斐よしひろ、キンモクセイ
曲目:HERO〜ヒーローになる時、それは今〜(甲斐よしひろ&キンモクセイ)/二人のアカボシ(キンモクセイ)/漂泊者〜アウトロー〜(甲斐よしひろ)/同じ空の下で(キンモクセイ)/花、太陽、雨(松藤甲斐)

 桃井かおりさんがパーソナリティーということで、大方の予測通り、桃井さんの自由奔放なトークによって織り成される音楽番組。深夜の時間帯に相応しく、大人の雰囲気たっぷりの衣裳とセットとトークの中で音楽を楽しめる。第一回目の桃井さんのドレスは、赤いタイトな片方の肩を出したドレスで、初回の華やかさを演出していた。(女優好きの甲斐さんには、さぞかし眼福であったことでありましょう(笑))
 さて、その音楽。甲斐よしひろさんとキンモクセイのコラボレーションによる「HERO〜ヒーローになる時、それは今〜」からスタート。この曲を歌う甲斐さんはいつ聞いてもかっこ良く、ファンとしては元気な甲斐さんを見ることが出来て嬉しい限りで、一緒に歌っているキンモクセイのみんなもギターをジャカジャカと鳴らしてくれてかっこ良かった。この曲は、本当に盛り上がって聞くことが出来る。
 続いては、キンモクセイの「二人のアカボシ」が演奏され、その後交互に歌が歌って行くということになるのだが、甲斐さんが次に歌った曲が「漂泊者〜アウトロー〜」で、この曲を外さない所に甲斐さんのこだわりを感じる。
 曲間に、ゲストと桃井さんのトークが織り混ざるのだが、甲斐さんと桃井さんの会話は、酒飲み同士の会話という雰囲気で(実際にお酒を飲みながら会話をしていたのですが)、歯に衣着せぬというか奔放な会話で楽しかった。キンモクセイのみんなも会話の輪の中に入り、大人の雰囲気を感じて楽しんでいたよう(というか圧倒されていたのかも。あの二人、個性が強いからねぇ(笑))。どうやら、スタッフとの打ち合わせなしの桃井さん任せのトークだったようで、最後に桃井さんが「次回からは、事前にスタッフと打ち合わせをしてから始めたいと思います」なんて語っていたのが面白かった。(じゃあ、第一回目のトークはなんだったの〜(笑))
 甲斐さんは、何故だか新番組の第一回目のゲストに呼ばれることが多いそうで、今回もその第一回目のゲストということになったわけだが、ある程度方向性が決まってからの登場では、彼の魅力は半減するように思うので、打ち合わせなしの奔放トークで甲斐さんには正解だったと思う。
 番組第二回目のゲストは、鈴木雅之さんと和田アキコさん。次回も、大人の雰囲気をたっぷりと楽しむことが出来る番組になりそうな予感です。
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夢・音楽館 第3回
投稿日 : 2003/04/21 23:27
投稿者 久保田r
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<ゲスト>Char、小柳ユキ
<曲目>あなたのキスを数えましょう(小柳ユキ&Char)/アミーゴ(BAHO/Char&石田長生)/NO MORE TEARS(小柳ユキ)/ALL ROUND ME(BAHO)/気絶するほど悩ましい(Char&小柳ユキ)

 今回は、Charさんのカリスマ性に包まれた全体的にCharさんカラーだった「夢・音楽館」。ゲストが頭一つ上にあるという雰囲気が番組を包んでいた。番組的には、この方が理想的なのかも知れない。でも、多少のアクのある司会者と、濃いゲストの絡みから生まれる雰囲気は、そのまま大人の言葉遊びの空気を纏っていて、見る方も楽しい。今後も、この雰囲気を大事にして人気に囚われないベテランを出して欲しいと思う。
 さて、歌のスタートは、小柳ユキさんの「あなたのキスを数えましょう」から。Charさんのギターだけでしっとりと聞かせたこの歌は、彼女のデビュー曲。彼女の年齢で、こんなに情感たっぷりに歌えるのは凄いと思う。小柳ユキさんの2曲目は、ドナサマーのカバーで「NO MORE TEARS」。いずれ世界に出て行きたいと語っていたこの曲を歌う彼女の声量は凄い。発音も素晴らしいと思う。特に音楽学校に通っていなかったという彼女がここまで堂々と歌えるのは、お世辞抜きで凄いと思う。今後もっともっと歌い続けて欲しいアーティスト。
 代表曲「気絶するほど悩ましい」をトリとして押さえ、BAHOというユニットで2曲を披露したCharさん。ツインギターが奏でる曲のテンポも良く、ギターが上手いのは当然のこと、思わず聞込んでしまう魅力を持っていて初めて聴く曲ではあったけれども、とても楽しく聴くことが出来た。音が楽しいという雰囲気がよく伝わって来た曲だった。
 トークは、Charさんの若い頃の話に始まり、音楽も芝居も学校に行った人はダメという話が面白かった。Charさんの「出来る人と、出来ない人と、出来たつもりの人の三種類」という台詞がとても印象的で、人生経験を感じさせる言葉だった。
 今回の桃井かおりさんの締めの台詞は「私は歌わなくていいの?」。桃井さんは、歌も上手なのでそのうち番組内で歌うかも知れない。
 次回のゲストは、葉加瀬太郎さん、柴田淳さん、一青窈さんの三人。どんな音楽が生まれるのか、乞うご期待。
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夢・音楽館 第2回
投稿日 : 2003/04/15 23:46
投稿者 久保田r
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<ゲスト>和田アキコ、鈴木雅之
<曲目>ロンリー・チャップリン(鈴木雅之&和田アキコ)/ランナウェイ(鈴木雅之)/星空の孤独(和田アキコ)/抱擁(和田アキコ)/ガラス越しに消えた夏(鈴木雅之)

 前回の終わりに「次はスタッフと打ち合わせをしたいと思います」と桃井さんが宣言した通り、前回よりは割と普通の幕開けとなりました。前回は、初回ということでガツンと先制パンチをかけるという意味があったと思われるので(なんてたって桃井さんと甲斐さんのタッグだったからね)、今後は、初回ほどの自由奔放さは感じられないと思いますが、逆を言えば、だからこそ第1回は面白い、と、言えるのだと思います。
 さて、歌。今回の出だしは、「ロンリー・チャップリン」からスタート。声量のある和田アキコさんの声と鈴木雅之さんの伸びのある声がマッチして、デュエット曲の定番と言えるこの曲を楽しく高らかに歌っています。続いて短いトークを挟んでラッツ&スター(シャネルズ)に触れ、引きで「ランナウェイ」。この歌を鈴木さん一人で歌うのを見るのは初めてだったので、割と新鮮な光景でした。次の和田アキコさんの「星空の孤独」は、深夜という放送時間帯に合わせたのか、しんみりとした重みのある歌で、彼女の歌手としての力を感じ、トリは、鈴木雅之さんの「ガラス越しに消えた夏」。穏やかにこの曲を歌う鈴木さんは、歌うことを大事にしているというのが良く伝わる歌唱でした。
 トークは、3人が距離を置いて座るという「個」を表現した位置関係でありましたが、話している内容の根の部分では共通していて、シンガーソングライターではなく「ボーカリスト」としての表現者について語っているのが印象でした。老いても歌い続けたいと語った和田さんが印象的。
 今回の桃井さんの締めの台詞は、「アッコちゃんを幸せにする為に、老後は頑張りたいと思います」でした。
 次回のゲストは、Charさんと小柳ゆきさん。カリスマ性の高いこの二人の組み合わせから生まれる音楽に期待です。
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