宇宙警察・地球署の刑事たちの活躍を描く新シリーズ。戦隊モノ＋宇宙刑事という感じかと思っていたが、宇宙の犯罪者が逃げ込んで来たり、既に地球人の姿を変えて市井に溶け込んでいる宇宙人がいたり、という雰囲気はむしろ『メン・イン・ブラック』かな。ただ変身シーンはちょっと宇宙刑事っぽいかも。メンバーがニックネームで呼び合うというのは、一昔前の刑事ドラマっぽくてどうかと思うけど、宇宙警察が公的に存在を認められた存在で、地球の警察とも協力関係にあるというのは珍しい設定だ。おざなりにせずに、是非今後とも活用して欲しいもんである。
今回は久々の最初から５人組、しかもこれまた久方ぶりに女性二人ということで華やか。両ヒロインとも雑誌で写真を見た感じではどうかなーと思っていたけれども、実際に動いているのを見ると来年の今頃はドラマにグラビアにバラエティーに（？）引っ張り凧の予感。それにしても今回のメンバーのネーミングってスゴイねぇ。デカレッドが赤座伴番、「ばんばん」だよ、「ばんばん」（ニックネームは「バン」）。『侍ジャイアンツ』よりヒデェな(爆)。デカブルーは「ホージー」こと戸増宝児、デカグリーンが「センちゃん」江成仙一（文芸スタッフに阪神ファンがいるのかい？）、ヒロインはイエローの礼紋茉莉花 （「ジャスミン」）とピンクの「ウメコ」こと胡堂小梅。このウメコがお風呂大好きってことで、入浴シーンが度々出てくるらしい。これはお父さん対策でしょうな。そしてボスは犬の顔した宇宙人（アヌビス星人って・・・）でドギー・クルーガー。色々過去がありそうだし、ばんばんクンとも何らかの繋がりがありそうで（お父さんと親友だったとかそういう展開？）個人的には要注目のキャラ。なかなか渋いっす。また石野真子がメカニック担当で出演。まぁメンバーたちのお母さん的まとめ役ってとこでしょうか。ドギーとも古い付合いみたいだし、案外キー・ポイントを握ってたりして。
毎年毎年＜スーパー戦隊シリーズ＞って、最初のうちは見てても段々付いて行けなくなっって脱落するけど、今年は一年間付合って行こうかな、と思っとります。エンディング・テーマが戦隊モノに参加するのは『ジャッカー電撃隊』以来のささきいさおというのもポイント高し。

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今回でキャラクター紹介編も一回りしたが、相変らずテンション高くて落ちない。ちょっとした仕種、何気ないセリフ、役者陣も決して巧いはずはないのだが、その回のメイン・キャラだけじゃなく、脇に廻った他のメンバーも充分に立っている。これって結構凄いことだと思うんだけど・・・。

ところで先週発売になった「週刊プレイボーイ」には、デカイエロー／ジャスミンこと木下あゆ美のセクシー・ショットが！！　売れてから脱ぐ（？）ってのは昔っからヒーロー番組出演者のお約束だが（ホントか？）、始まって間もないのは快挙！　写真集からの抜粋だろうけど、売れるかもね。実はこの娘には年齢詐称疑惑があるんだけど（苦笑）、そんなことは関係無く応援しちゃうぞ（って、ウメコは？）。

因みに僕の一押しキャラは相変らずボスのドギー。渋くて格好良い。デカレン・メンバーでは、やっぱりセンちゃんかなー。

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主題歌シングルＣＤが、オリコン初登場２０位だそうな。既に１０万枚突破というからスゴイ人気だなー。９月に公開される映画も、こりゃひょっとしてひょっとするぞ・・・？（しかし「地球署史上最悪の事件」なんて『踊る大捜査線』みたいだ）

さてＴＶシリーズは相変らず好調。本編だけじゃなく、エンディングにあるちょっとした小芝居も見逃せない状態。現在は毎回誰かしらを中心に据えた＜メンバー掘り下げ編＞に入っているが、メイン以外のキャラも立ちまくり。このまま突っ走っていって欲しい。
そういやドギー、いつのまにかきちんと口が開閉するギミックが仕込まれてた。

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番茶、ほうじ茶、煎茶、ジャスミン茶、梅こぶ茶・・・・・・キャラの名前は「お茶」で統一されてるんだけど、なんでだろー？おまけにアガサ・クリスティにトマス・ハリス、エラリー・クイーン、レイモンド・チャンドラー、そして野村胡堂という具合に、古今東西のミステリー作家のもじりでもあるらしい。ふーん。
「仮面ライダー」と組んでる以上ハードな戦隊モノというのは期待できそうにないが（なんせ日曜の朝に、暗くて重たい子供番組をセットで送ることはしないだろうから）、ルーズな明るさと生真面目さが奇妙に同居してる今のところは良い感じ。レッドのバンちゃんが浮いてるけど、これで他のメンバー（特にホージーとか）が同じレベルで馴染んじゃったりすると、それはそれで違う良さも出そうだ。まだまだ見る気はあるぞ（笑）。あとはドギーに表情が出ればもっと良い。ＣＧ使われるとイヤだけど、今どき口を動かすギミックぐらい仕込めるだろうに。

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