トップページ > 記事閲覧 
「超星神グランセイザー」
投稿日 : 2004/02/23 22:34
投稿者 Excalibur
参照先
グランセイザーとは超古代の文明が生み出した12の星座の戦士!
ということで主人公(?)が12人もいるという、史上空前のヒーロー番組である。
これ以前にも『仮面ライダー龍騎』が13人の仮面ライダーを売りにしていたけれども、あれは善人もいれば悪人もいるし、自分の力に戸惑ってるヤツもいるという状態だし、新たに登場するキャラクターがいれば退場するキャラもいるという具合に一度には皆集まらない(特番でだけ全員集合するけど、あれはお遊び的イベントに近い)。だがグランセイザーたちはそれとは違い、基本的には皆純粋に地球を守る正義の味方なのである。一体どうするんだろう?と思っていると、最初からグループを結成しているわけではなく、先ず最初はメンバーを集めていくという流れだった。
一人また一人と力に覚醒してゆくグランセイザーたち。だがある者は自分の理想を追い求め自分勝手な行動を取り、またある者は地球を狙う悪い宇宙人に騙されグランセイザー同士の戦いに投げ込まれたり、と最初のうちは悪い宇宙人も前面には出ずに、ひたすらグランセイザーたちが戦う「だけ」というお話が繰り広げられた。そして誤解が解け、各人のわだかまりも消えてメンバーがようやく集結し、悪い宇宙人を撃退するというヒーロー番組らしいお話が見られるまでに1クールを費やしたのだ。
ところが、これでもまだグランセイザーは「9人しか」登場しなかったのだ。彼らは属性によって3人一組に分けられ(<トライブ>と呼ばれる)それぞれが一体ずつ巨大ロボ(=超星神)を操ることが出来るのだが、最後の3人組が登場するのは2クールに入ってから。しかもまたまたいがみ合い、ぶつかり合いが繰り返されるという有様。僕は毎週毎週きちんと見ることが出来ずにある程度の本数をまとめて見ていたので良かったものの、そうじゃなければちょっと辛かったかなぁと思わないでもない。因みにまだ一度も12人の全員集合はない(20話まで)。9人時代でさえ一度しかなかったのだから、おそらく2クール終盤で初めて全員が揃うんじゃないかと思うが、通常だと4〜5人から6〜7人程度がせいぜいで、しかも全員が変身するとは限らないのが斬新な点。これはエピソードによって比重の重くなるキャラがいたとしても、基本的には最後に全員揃って敵に止めを刺す東映の戦隊ヒーロー物との差別化だろう。むしろ『グランセイザー』はグループヒーロー物ではあっても、戦隊物より『キン肉マン』や『聖闘士星矢』のテイストに近いのかも知れない。1話から出ずっぱりなのはセイザータリアスこと弓道天馬とセイザーミトラス獅堂未加の二人だけのはずだし。バイク便のライダー、学生、医者、看護婦、カメラマン、警察官、ダンサー、挌闘家、ファッションデザイナー、スポーツインストラクター・・・と表の顔は様々なグランセイザーたち。その他大勢で終わるか、群像劇を支える主役となるか、これからの課題はキャラの描き分けだろう。
記事編集 編集
復讐鬼ロギア再び・・・
投稿日 : 2004/05/30 21:01
投稿者 Excalibur
参照先
やっぱり帰ってきちゃいましたね(苦笑)。
退場したくせに、いきなりオモチャのCMが流れ始めるという掟破りの展開だっただけに、これは予想通り。でも改心してグランセイザーの仲間になったりせずに、卑怯な手段を使いながらもグランセイザーを付狙うというのは、逆にかえって新鮮かも(どうせ復活させるならルシアの方が・・・コホン)。
今回またもや華々しく散りましたが、まだ生きてんのかなー。

さて、放送は残り4ヶ月ほど。撮影はもう終っちゃってるらしいけど、これでおしまい?
映画化とかいう話はないのかな。寂しいぞ。
記事編集 編集
第二部終了!
投稿日 : 2004/03/21 16:50
投稿者 Excalibur
参照先
この<インパクター編>では、ヒーロー風悪役であるロギアがある意味で主人公だったけれども、改心して仲間になるかと思いきや最後までプライドを持ったまま自決。こういうドラマだけに、「最初は悪役、途中で仲間に」という王道パターンを踏んでも良かったかなと思っていただけに、少々残念である(まさか、ここまでやって「実は生きていた?!」というのはナシだ)。ただロギアが操っていた巨大ロボット・ダイロギアンは、多少壊れたとはいえ事実上放置されっぱなし。まだ活用するのかな。超星神との関係も気になるし。
記事編集 編集
勢揃い!
投稿日 : 2004/03/06 22:01
投稿者 Excalibur
参照先
第一話冒頭から、超古代の出来事ながらも巨大ロボットと大艦隊が宇宙空間で地球攻防戦を繰り広げるというスケールの大きさで度肝を抜いた(ちょっとガンプラのCM思い出したりして。さすがは川北カントク?)。1クールの終盤では巨大怪獣も登場させ、2クールめでは巨大ロボ同士の激突をジックリと描き、天変地異やブっ壊しはやっぱり東宝だなぁと感じさせてくれる。東映の戦隊モノと違って、毎回毎回巨大ロボ戦を入れなきゃという約束事がないせいか、なかなか新鮮。放映期間一年と言わずに、ゴジラに替るキャラクターとして大事に育てて行かないかなぁ。
で、22話でようやっと12人のグランセイザー揃い踏み!
ということでメンバーを簡単に紹介すると、セイザータリアス・弓道天馬が一応の主人公。クレジットもトップで一枚でバン!と出る。普段はバイク便のライダー。獅堂未加は堀口博士の助手を務める女子大生でセイザーミトラスに「装着!」。テロップ上は2番目で、彼女がメイン・ヒロイン扱い(なんだろうな)。その弟・獅堂剣は高校生でセイザーリオンに。以上この3人が<炎のトライブ>を結成し、超星神ガルーダを操ることが出来る。逸早く覚醒していた<風のトライブ>は、当初はアケロン人の甘言に騙され、他のメンバーと対立していた。セイザーレムルズ・伝通院洸は天才ドクター、セイザーヴェルソー・雨宮涼子はスポーツインストラクター、セイザーダイル・秤谷仁はファッションデザイナーがそれぞれ普段の姿。超星神ドルクルスを操る。<大地のトライブ>のメンバーは、挌闘家であるセイザータウロン・松坂直人、堅物の警官セイザートラゴス・神谷豪、ストリートダンサーのセイザーヴィジュエル・早乙女蘭の3人で、操る超星神はガンシーサー。この3グループが出会い、ぶつかり合い、そして一つにまとまって行く過程を描いたのが1クール目だった。そして2クール目から登場したのが<水のトライブ>で、戦場を駆けるフリーカメラマンであるセイザーゴルビオン・反町誠、偶然伝通院洸と同じ病院に勤務している見習看護婦・魚住愛がセイザーパイシーズ、そしてイルカ調教師見習いをしている三上辰平・セイザーギャンズの3人で、超星神リヴァイアサンを駆使する。
――という具合になかなか個性的なメンツが揃ってはいて、それぞれのキャラにもファンはついているようだけど、やっぱり12人は多すぎ?個々のキャラ同士の絡みは面白いんだけどね。そもそも集団の中ではメインのはずの<炎のトライブ>の連中が埋没しちゃってるのも気になるし。先にキャラの描き分けが課題と書いたけど、結局全員集合はシリーズの流れの中での核となるエピソードに限定して、あとは登場キャラを絞る以外に手はないだろう。そうでないと、いるんだかいないんだかわからない奴や、ウザイ奴などが続出しかねないし(現在でも既にその傾向はある)。逆に、登場人数を絞れば普段の職業絡みなどでかなり色々なお話が作れそう。
他にもグランセイザーのまとめ役・堀口博士(赤星昇一郎、好演)や、国防省とグランセイザーのパイプ役(当初はグランセイザーを軍事利用しようとしていた)御園木篤がおり、また敵側も様々登場するので更なる交通整理が必要なんである。しかもこの悪役側が何故か色恋沙汰(?)含みの展開なのが不思議といえば不思議。第1クールの敵だったアケロン人はグランセイザー同士のつぶし合いを画策していながら、伝通院洸に心をうつして半ば自滅。続いて登場したインパクターたちも三角関係を繰り広げるなど、妙に人間臭い存在なのだ。これが作品をスリリングかつ複雑にしているのだが、それもまた『グランセイザー』の魅力なのか。
ところでアケロン人の人間体・佐伯カリンを演じたのは、かつてのアイドル千葉美加。同じ東宝製作の『電脳警察サイバーコップ』のヒロインを演じてた人、といえばわかる人はわかる?(他にも『サイバーコップ』関連のキャスティング有り。狙ってるな。)伊藤美紀や仁藤優子と同期で(って、今時二人とも知らんか)ホリプロで活躍していて、特にアジア全体で人気があったらしい・・・・・・のは今は昔。この作品で久々に姿を見たけど、あの頃の面影が全くなくなっていたのはショックだったなぁ。当時のファンでもわからないんじゃないかな。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -