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「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION」
投稿日 : 2006/09/13 13:45
投稿者 久保田r
参照先
2005年5月27日 バンダイビジュアル
<スタッフ>
監督:川越淳
シリーズ構成・脚本:西園悟
キャラクターデザイン:田中良
メカデザイン:才木康寛
制作:ブレインズ・ベース
監修:寺田貴信
主題歌:JAM Project

<キャスト>
キョウスケ:森川智之/エクセレン:水谷優子/ブリット:杉田智和/リュウセイ:三木眞一郎/ライ:置鮎龍太郎/アヤ:冬馬由美/マサキ:緑川光/クスハ:高橋美佳子/ラミア:清水香里、他
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第3話「迷宮の囚人(プリズナー)」
投稿日 : 2006/09/13 13:47
投稿者 久保田r
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 3話完結の最終話。突然の大量のバルトールによる攻撃は何故起こったのかを謎解く最終話なのだが、時間に追われて尚かつ例のごとく戦闘をしながら話を紐解いていくので、戦闘シーンに集中することも謎解きに集中することもどちらも急ぎ足の展開で過ぎてしまっている。これは誠に残念。たった3話という制約の中でオリジナルキャラがたくさん登場しているので、キャラたち一人一人に台詞が回るだけで精一杯。折角の迫力ある敵の設定が重みのないものとなってしまっている。

 しかし、矢継ぎ早の戦闘の中で事実が次々と明らかになるのは「スパロボ」の特徴でもあるので、ゲームと同じ感覚で見ていくとそれなりのワクワク感は楽しめる。倒しても倒しても現れる敵ユニット。それに挫けない味方機たち。敵の中枢に近づくにつれ戦闘は激しくなり、ラスボスとの一騎打ちでは互いの胸の内を打ち明ける。ゲームのシナリオと同じ視点で見ると、最終ステージの緊張感というものが伝わって来る最終話となっている。しかし、この作品はアニメであるので、アニメ作品として見た場合には、シナリオの詰めが多少甘いと感じる。最終話らしい雰囲気で終わる台詞はあちらこちらにちりばめられてはいるが、バルトールの真のコアであるユルゲン博士との決着シーンが今一つ。ユルゲン博士は異星人の攻撃で妻を亡くしてから生体をコアとするバルトールを作り出したのだが、その動機については同情するが、そこまで思い詰めたユルゲン博士との戦いが予想以上に呆気なかった。あれならば無人バルトールの方が強い。バルトール自体が本当に沈黙したのかどうかも危ういので、これはもしかするとゲームなり再びアニメで登場する為の緩い伏線なのだろうか。

 最終話で新登場したのは、レーツェルとゼンガー。美味しいところで登場し大活躍の二人だったが、たった3話で本当に多くのキャラが登場した。一言、二言しかないキャラも多い。どうせなら魔装機神チーム全員登場すればもっとお祭り気分になったのにとも思うが、それでは更に収拾が付かず別物になってしまうと思うのでマサキだけの登場で精一杯だろう。

 そして、やはり最後の最後までバルトールのコアの描き方がえぐい。ラミアをあそこまで傷つける必要があったのかどうか甚だ疑問符の残るストーリー展開だが、設定そのものはよく考えられていると思う。但し描き方の問題。あのような状態にされて痛みを感じないわけはないので、傷つく痛みと命の大切さをもっと表現しないと心に訴える作品にはならない。全3話。ストーリーを消化するだけで手一杯の「スパロボ」初のアニメであった。
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第2話「ヒトという部品(パーツ)」
投稿日 : 2006/09/13 13:46
投稿者 久保田r
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 元々「スパロボ」のストーリー自体が、色々なロボットアニメのストーリーをあれこれと繋ぎ合わせて作っているので、今までの話の流れに急遽別の話の流れが入り込むというのはよくあることで、この辺のノリに付いて行けない人は「スパロボ」をプレイするのはややこしいだろうし、このアニメを見るに当たっても急な展開に付いて行けないことと思う。

 30分ずつ全3話できちんと終わるのかと思った前巻だが、2巻で急速に収束方向にまとまっている。これならば次巻が最終でもきちんとストーリーが成り立つだろう。とはいえ全3話では、起承転結をきちっと踏まえられないので、起承結という流れ。息抜きをする間がない展開となっている。

 2巻では、1巻の流れを受け、バルトールとの戦闘がメイン。戦闘をしながら何故こういうことになったのかという模索はゲームと一緒で、戦いながらストーリーが進むという流れになっている。無数の敵と少数の味方という構図もゲームと一緒で、ゲームの醍醐味であるMAP兵器の使用を見ることが出来る。MAP兵器を使用するのは、SRXチームとサイバスター。サイバスターは美味しい場面で登場し、いきなりサイフラッシュを決めてくれる。

 それにしてもバルトールの中身の設定がえぐい。人間をコアとする設定はよく考えられていると思うが、その映像がよろしくない。そう何度も見せるものではないと思うが、何度となく出て来るので終わりの方では辟易した。次巻では、後味のよいエンディングを迎えることを期待する。
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第1話「破られた平和」
投稿日 : 2006/09/13 13:46
投稿者 久保田r
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 人気ゲームシリーズ「スーパーロボット大戦」のアニメーション。ゲームではマジンガーZやガンダムなどのロボットアニメのロボットがメインとなってプレイするのだが、このアニメーションは、それらのロボットに混じって登場したオリジナルロボットがメインとなっている。従って「スーパーロボット大戦」のオリジナルロボットのファン以外の人には、ストーリーも面白味も今一つ分からないかも知れないという作品となっている。

 「スパロボ」には、作品毎にオリジナルキャラが登場している。それらのロボとキャラが一同に会してこのような一つの作品となるのはファンにとってはお祭りのようなイベント的作品だし、ゲームのみの使い捨てロボ&キャラではないという証として愛着も更に沸くというもの。しかし、このアニメは、GBA「ORIGINAL GENERATION 2」の後の話となっているので、このゲームをプレイしたことがない人にとっては、ストーリーの元が分からなくてやや意味不明かも知れない。実際、私はGBAの「スパロボ」はプレイしたことがないので、人間関係がはっきり掴めず若干詰まらなかった。しかし、スパロボらしく1話目からガンガンと戦闘が繰り広げられているので、「スパロボ」初のアニメというお祭り気分は多いに楽しめる作品であった。

 キョウスケたちの敵として現われるのは「バルトール」という謎の量産ロボ。突如現れて破壊活動を行ったこのバルトール群をキョウスケたちが倒していくのだが、どうもこのバルトールがどこかで見たような設定。スパロボなので様々なアニメの影響が見えていても良いのだが、たった3話しかない内容でこんなに奥が深そうで面倒そうな敵を出してしまっても良いのだろうか。2話目の展開が気になる大風呂敷を広げた1話目であった。

 キョウスケとエクセレンの活躍が多く、「分の悪い賭けは嫌いじゃない」などのキョスウケのゲームでの決まり文句が出て来た時は、思わずニヤっとしてしまった。
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