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「るーみっくわーるど3 笑う標的」
投稿日 : 2006/10/13 16:17
投稿者 久保田r
参照先
監督:高橋資祐
音楽:クニ河内
声:塩屋翼、松本伊代、鶴ひろみ、他

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 一時期、高橋留美子さんのアニメにハマったことがあって、「うる星やつら」や「めぞん一刻」の劇場版のビデオを集中して見ていた頃があったが、この作品もその頃に入手したもの。ジャンルで言えばホラーもので、幼児期に餓鬼に取り憑かれた梓という少女が、たった一人の肉親である母親を亡くして幼い頃に親同士が決めた許婚のところへ預けられ、その許婚と付き合っている彼女を恐ろしい力でもって襲うという内容。50分ほどのアニメーション。

 人間離れした恐ろしい力を持つ少女・梓の声を鶴ひろみ、梓の許婚である譲(ゆずる)の声を塩屋翼、譲の彼女・里美の声を松本伊代が演じている。50分という時間の中でストーリーが進んでいるので、執拗に心理的な怖さを見せるとかグロいシーンをそれほど過激に長く見せるということはないので、ホラーものと言ってもある程度淡々と見ることが出来る。作品の世界観は、横溝正史の描く作品に近く、時代のかった地方の名家の跡取り娘が魔物に取り憑かれ、自分にとって邪魔な人物を襲うという内容になっている。この恐ろしい力を持った少女・梓は、母親をもその力で殺しており、恐ろしい力をコントロールすることが出来る少女。母親を殺した後は、許婚の譲に対してのみこだわるようになり、譲の彼女である里美を邪魔者に思って襲うようになる。最後は、譲と里美が助け合って梓を倒すのだが、最後の戦いのシーンは終盤のクライマックスとなっている。里美の声は、タレントである松本伊代が演じているが、長い台詞が少ない為かそれほど違和感がない。原作者の高橋留美子さんの世界の一旦を知ることが出来る作品。
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