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「ウルトラマンネオス」
投稿日 : 2000/11/22 23:21
投稿者 Excalibur
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TVシリーズ化を目指していたが果たせず、長らくイベント専門(?)ヒーローに甘んじてたネオスが、『ウルトラセブン』新作のビデオリリース好評の後押しを得て、ついに映像作品として製作された。
ビデオ化にあたっては当初の設定を見直し、またネオスとセブン21のデザインも一部変更されている。設定の変更は兎も角、デザインはそのままで行って欲しかった、というのが本音なのだが・・・。
なお、主題歌はイメージソングとして流通していたものを、再アレンジ、再レコーディングで使用している。
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ネオス、その後・・・。
投稿日 : 2002/09/12 22:24
投稿者 Excalibur
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TBS系列での放映をめざしてプロモーション活動が続けられてきた『ネオス』。だがゴー・サインは出なかった。
ならば、と今度は準キー局であるMBSへプレゼン変更。しかし一度没になった作品では不味かろうと企画は変更になる。その企画――『ウルトラマンティガ』は見事放送枠を獲得し、以後『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』とシリーズ化された。
その陰でじっと雌伏の時を重ねてきた『ネオス』だったが、折りからのOVシリーズ新作『ウルトラセブン』好評を受けて、遂に映像化が実現した。『セブン』同様VAPからビデオ・リリースされたのである。
そして時は流れて――中断していたTVシリーズの製作も再開になり、かつての『ティガ』『ダイナ』『ガイア』の枠へ、今度は新シリーズ『ウルトラマンコスモス』を送りこんだのである。
ところが!主演俳優逮捕という前代未聞の理由によって『コスモス』は突如放送中止に追い込まれた。急遽ピンチヒッターとして指名されたのは、なんと『ネオス』であった。もしかすると実現していたかも知れない枠での代打放映という皮肉、更にVAP(NTVの系列会社)製作の作品がMBS(及びTBS)で放映されるという不思議。それでも『ネオス』は上々の滑り出しを見せた・・・らしい。
ところが、ところが、である。今度は一転して容疑者不起訴という事態が再び『コスモス』を呼び覚ますことになった。『ネオス』は1・2話をオンエアーしただけで打ち切られてしまったのである。あくまでも不遇なウルトラマン・・・。

放映打ち切りから2ヶ月、今週末から『ネオス』はめでたくTVに復活することが決定した。3話からではあるが。時間帯も全くの別枠、しかもネットはされずMBSのみの放映。『ネオス』はどこまでも儚い存在なのか・・・。
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#12 「光の戦士よ永遠に」
投稿日 : 2001/05/04 20:18
投稿者 Excalibur
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傷つき倒れたネオスを償還するべく、ゾフィーとセブン21が登場。
ここでのゾフィーとネオスの会話は、ストレートに『ウルトラマン』最終回を彷彿とさせる。だがその使命を果たし終えていないネオスは、違った意味でもまだ地球を離れることが出来ないため、シーンそのものの持つ意味合いもかなり異なったものとなっている。
ポイントは、ザム星人唯一の<希望>である少年が、地球人やネオスとのふれあいによって、自らの存在意義そして使命というものを、もう一度見つめなおすことだろう。
変身出来ないネオスに替って単独戦に臨むセブン21だが、メンシュハイトの前に惨敗。また、せっかくのゾフィーの再登場も顔見世程度で不満が残る。もう少しイベント編と割りきった作り方もあったのではなかろうか。
ともあれ『ウルトラマンネオス』の物語もこれで完結。シリーズに新たな1ページを記したことは間違いない。
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#11 「宇宙からの暗殺獣」
投稿日 : 2001/05/03 00:33
投稿者 Excalibur
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ダークマターの進化によって誕生した知的生命体メンシュハイトは、ザム星の盟主を標榜する。
あらゆる生命体の根絶を目的とするメンシュハイトは、地球へと逃れたザム星唯一の生残りの引渡しを要求する。ザム星人の引渡しを決定した内閣と、あくまでその保護を主張するHEARTとの対立。
ザム星の少年を連れて逃亡するカグラやナナは、いつしかその少年と心を通わせるようになってゆく。
そんな時、メンシュハイトは暗殺獣グラールを送りこんできた。その圧倒的なパワーの前に、HEARTも、そしてネオスも圧倒される。わずかなチャンスで逆転したネオスだったが、既にエネルギーを失ったネオスは大地に倒れた・・・。
シリーズ中、様々なポジションをあてがわれてきたザム星人3度目の登場。そしてシリーズ唯一の前後編の前編である。
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#10 「決断せよ!SX救出作戦」
投稿日 : 2001/03/26 21:20
投稿者 Excalibur
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前回とは一転してのシリアス話。
ミナト隊長はじめ、HEARTのメンバーを掘り下げた一篇で、どことなく<第二期シリーズ>のテイストが漂っている。フジワラ秘書官の「熱い」一面もうかがえるが、なんとなく空回りしてしまっている感があるのが惜しいところ。
全く動かない怪獣(?)、殆ど戦わないネオスとセブン21、と絵的にもかなりの異色・意欲作ではあるのだが・・・。嶋田久作の押えた演技が光る。
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#9 「僕らの恐竜コースター」
投稿日 : 2001/03/25 20:18
投稿者 Excalibur
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引き続き熊本・三井グリーンランドにロケした1本。
全篇ギャグタッチのシリーズとしては異色作。ただ、つまらないわけではないのだが、そのセンスがかなり古い。正統派と言ってしまえばそれまでだが、もう一工夫あっても良かったかな。
ゲスト主役のお子さま3人組がなかなかはじけている。特にリーダーシップをとる女の子、なかなか芸達者。
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#8 「蘇る地球 HEART南へ!」
投稿日 : 2001/03/05 23:12
投稿者 Excalibur
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地球の環境破壊の元凶は人間である、との主張が出てくる。一方で自然を浄化する怪獣も登場。だが、緑を蘇らせる能力を持ったその怪獣の力は、実は動物に対しては致命的なものであるために倒さねばならない、という皮肉混じりの展開となる。これに最愛の人を失った少女の自立の話が絡んでくるのだが、限られた時間内でなんとか消化していると言えようか。
セブン21はナナ隊員に助言する為だけの登場。若いネオスを見守るベテラン戦士という図式は、実はセブン21でなくても成立する。これがゾフィーや、オリジナルのセブンではいけない理由がないからだ。第2期シリーズでは当然彼らの役回りだっただろうに。
当初の設定通りセブン21とネオスを同格の若手戦士としなかった理由は、おそらくガイアとアグルという2人のウルトラマンをレギュラーとして設定した『ウルトラマンガイア』との差別化を計ったからだろうが、なんとか助っ人がセブン21である必然性を明示して欲しいものだ。『ウルトラマンレオ』におけるレオとアストラも2大ウルトラマンの先例だが、この場合は実の兄弟だからというエクスキューズが用意されていたが、ネオスとセブン21には明確な繋がりがない。幼い頃からの親友同士という企画時の設定であれば、とりあえずの関係は保たれているように思えるのだが。
相変らず流用BGMの多さが目立つ。特に『ザ・ウルトラマン』や『ウルトラマン80』からはかなり流用されているが、はじめから流用を前提に作曲メニューを発注したのだろうか?
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#7 「生態系の王」
投稿日 : 2001/03/01 22:00
投稿者 Excalibur
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いわば<怪獣無法地帯>のバリエーションだが、一捻りも二捻りも加えられているのが新味。だがこういうストーリーを見ると、『ネオス』が正統派<ウルトラ>だという思いが強くなる。ちょっとほろ苦い結末も、さもありなん。
折り返しも過ぎていよいよシリーズも後半戦に突入。まだ「これぞ『ネオス』だ」という決定打に欠ける嫌いはあるものの、メンバー各人の色はだいぶ出てきたようで今後が楽しみでもある。
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#6 「ザム星人の復讐」
投稿日 : 2001/01/28 10:29
投稿者 Excalibur
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ザム星人再登場編。そして、初登場以来一貫して<厭な女>扱いのフジワラ秘書官の過去にスポットを当てたエピソードでもある。
ザム星人の復讐の動機は理屈で考えれば逆恨みに近いものであるのだが、これによってザム星人にも<感情>というものが存在することが浮き彫りになっており、これにフジワラ秘書官のかつてのライバルを絡めてくる構成も面白く、その影で暗躍する(?)セブン21も従来の助っ人ヒーローとはかなり異なる行動で新鮮。セブン21は等身大で、ネオスは巨大で、という割り振りもパノラマティックだ。
テーマを掘り下げるならばセブン21は不要なのかもしれないが、展開をスムーズにする意味からも娯楽面を強調する観点からも、これは「是」である。
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#5 「見えない絆」
投稿日 : 2001/01/28 10:28
投稿者 Excalibur
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自信過剰、直情径行、猪突猛進・・・のヒノ隊員にスポットを当てたエピソード。
独断の結果ミスを犯した主人公が、一度は戦列を離れるものの仲間の支援によって立ち直るというお馴染みのエピソード。嶋田久作の押えた演技が印象的だが、ヒノと他の隊員との関わりの描き方がやや弱いかな、という印象がある。本来一年間のTVシリーズであるならば、もう少し本数が進んでから描かれてこそ光る展開だと思うとちょっと残念。
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#4 「赤い巨人!セブン21」
投稿日 : 2000/12/21 23:18
投稿者 Excalibur
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ウルトラセブン21が本格的に参戦!
ネオスとセブン21、それに2大怪獣。久々の2対2のタグマッチが実現。やはり初代のデザインを踏襲しているネオスと21の組み合わせは映える。
ビデオの平成『ウルトラセブン』でお馴染みの鵜川薫と正岡邦夫がゲスト出演。サトミ隊員とシマ隊員のイメージで見ていると、「おおっ!」と驚くラストシーンが待っている。
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#3 「海からのSOS」
投稿日 : 2000/12/21 23:17
投稿者 Excalibur
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比較的オーソドックスな<ウルトラ>テイストの挿話だが、怪獣の設定や出現理由がなんとなくシックリこないのは私だけ?
2話から登場したフジワラ秘書官は、政府とHEARTとのパイプ役ということだが、従来の「長官」やら「参謀」などとは違った、新しいタイプの憎まれ役だ。HEARTに批判的な彼女が、シリーズ終盤にどう変わっていくかは一つのポイントだろう。
ところで3本目にして早くも流用BGMが耳につくが、何のための新曲録音?
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#2 「謎のダークマター」
投稿日 : 2000/11/22 23:25
投稿者 Excalibur
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宿敵として設定されているザム星人登場編。宇宙の難民となって地球へ漂着する姿は、かつてのバルタン星人を彷彿とさせるが意識してのことか。
今回は主人公カグラ・ゲンキが、何故ネオスと一体化したのかの謎解きもあり、ゾフィーも登場。また助っ人セブン21も、本格的にストーリーに絡んでくる(ネオスとタッグを組んでの戦闘シーンは四話からのようだ)。またHEARTの組織の構成も徐々に明らかにされ、新しいキャラクターも登場。これで設定の紹介編が終わり、本格的にストーリーが転がってくるのは三話からなのだろう。
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#1 「ネオス誕生」
投稿日 : 2000/11/22 23:23
投稿者 Excalibur
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新シリーズ立ち上げの第一話。<平成三部作>がM78星雲とは無関係に作られていたため、久々の正統派ウルトラマンの誕生と言えよう。音楽担当に、ファン待望の冬木透が復帰しているのも嬉しい限りだ。
物語は、300万年に一度、ダークマターと呼ばれる謎の星間物質と遭遇し、アンバランスゾーンと化した地球が舞台である。世界各地で怪獣が出現し、ついに日本にも・・・・ということは、この世界では今まで怪獣が出現したことはなかった、ということになる・・・? せっかくM78星雲出身のウルトラマンなのに、それは勿体無いというかなんというか・・・・。
防衛組織HEARTは、ついに出現した怪獣アーナガルゲに立ち向かうべく登場したネオスに対して即座に攻撃をかけるが、近年のシリーズではもはや定番。そのほうがリアリティがるのかも知れないが。まだキャラクターのシフトが確立していない中では、健闘しているというところか。
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