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「謎のホームページ サラリーマンNEO 2004 赤盤」
投稿日 : 2007/06/11 17:00
投稿者 久保田r
参照先
2006年4月19日 ポニーキャニオン

 2004年にNHKで放映された、サラリーマンを題材にしたバラエティ番組。出演は、生瀬勝久、白井晃、温水洋一、山崎一、犬山イヌコ、他。

 「サラリーマンNEO」は、今では毎週火曜の深夜帯に放送されている人気番組だが、このDVDは、2004年放送分を収録したもの。バラエティ番組はNHKでもいくつか放送されているが、この番組に関しては、”らしくない”面白さがウリ。コントは誇張されたシュールさがあるし、サラリーマンの生態を観察する「会社の王国」ではアドリブが効いているし、「サラリーマン語講座」では教育テレビの番組がパロディ化されている。サラリーマンの哀しき習性が笑いのネタとなっている。

 「サラリーマン語講座」で登場した言葉は「他になにかありますか?」と「難しいですねぇ」の二つ。「他になにかありますか?」は、仕事を終えて上司より先に帰りたい時の有効な言葉として、「難しいですねぇ」は、取引相手から拝み倒さんばかりに頼まれている時に断る言葉。どちらも言外に”できませんよ”のニュアンスを含んでいるサラリーマンならではの言葉。このコントを見たとき、ほぼ日刊イトイの「オトナ語の謎。」という本を思い出した(この本もサラリーマンを始めとするオトナが使う独特の言葉が解説付きでたくさん載っている)。

 サラリーマンの生態を観察する「会社の王国」は、コントを行っている現場のすぐ横で解説者がモニターを見ながらサラリーマンの生態を説明するというコント。昼食に行こうとする”ボス”の妙な行動や、5時になるとダッシュで帰る”ボス”の行動、煮詰まった会議での一人一人の行動などを痛快に解説する。解説者の声がコントをしている現場に流れているようで、「ものまねでやって欲しいですね」と解説者が言うと、コントをしている役者が、田中邦衛さんやルー大柴さんのものまねをしたりするというアドリブが愉快。

 他にもコントは、会社勤めの経験のある人ならば思わず”そう、そう!”と頷けるものばかりがネタとなっているので楽しく見ることができる。みんな、演技の達者な役者さんばかりなので中弛みすることなく最後まで見れるところが良いところ。
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