「ダジャレ大事典200連発!すえたかと〜む〜♪」 末高斗夢
投稿日 | : 2007/09/26 15:50 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
2006年7月19日 ホリプロ
”ダジャレ界のヤングボーイ”はたまた”ダジャレ界の勝ち組”を自称する末高斗夢(すえたかとむ)のダジャレ連発DVD。基本的にネタはあいうえお順の紹介となっており、途中にゲストやライブ映像を交えて約80分の収録となっている。
私は、末高斗夢という芸人は分からなかったが、芸歴を見ると「笑っていいとも」の一発ギャグ選手権初代チャンピオンになっていたり、CMやドラマにも役者として出演しているので、名前と顔は一致しないまでも顔を見ると案外と分かる人は多いかも知れない。ダジャレを披露する勇気を役者としても活かしているよう。
DVDに収録されているダジャレは、そのネタにちなんだ場所やシチュエーションを選んでロケを行っているので、舞台の上で絵や小道具だけで見せるダジャレよりも面白い仕上がりとなっている。DVD中には、ライブ映像もあるのだが、こちらの方はどうもオヤジギャグの域を出ない若干引いた空気が漂っている(それがダジャレの持ち味でもあるのだが)。体を張ったロケだとダジャレも「芸」になるのだとこのDVDを見て分かった。
とはいえ、ほとんどがロケとは言ってもお金はさほどかかっていない。登場するゲストは、末高斗夢の家族とホリプロ所属の芸人(ザ・たっちやホリ、KICK☆など)だし、ロケ地もほとんどがホリプロ本社の近く。スキー場と名古屋が遠い所だろうか。お金はかかってはいないけれども、知恵と小道具をフル回転させた敢闘もののDVDとなっている。
百聞は一見に如かず。ネタをほんの少し紹介。
「日本武道館」→2本のぶどう味のジュースで「2本ぶどう缶」
「那須塩原」→茄子と塩と薔薇で「茄子塩腹」
「やくみつる」→薬味を釣るで「薬味釣る」(本人ゲスト出演!)
文字で見るとど〜してもオヤジギャグだが、小道具を使った映像で見るとそれなりに楽しめる。見ているうちにネタの展開が読めて来るのも楽しいところ。ダジャレ好きな人におすすめ。