「侍戦隊シンケンジャー/第一・二幕 特別版」
投稿日 | : 2010/11/25 17:25 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
2010年8月6日 TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2010年2月に放送終了した「侍戦隊シンケンジャー」の第1話と第2話に未公開シーンを追加した特別編集版DVD。特典として、スーツアクターによる座談会と第1話のノンスーパーオープニングを収録。
放送が終了して半年も経とうかという頃に、TVシリーズの第1話と第2話の未公開シーンを追加編集した特別版DVDを出すというのだから、「シンケンジャー」の人気たるや衰え知らずといったところ。劇場版の未公開シーンの追加編集という例は数多くあれど、TVシリーズの第1話と第2話のみの追加編集というのは珍しいというか、ほとんど聞いたことがないので、ここまでの人気シリーズとなった「シンケンジャー」の魅力は、まだまだ表現する余地があるように思うしだい。
さて、未公開シーンを特別追加編集した当DVDは、ほぼ内容が変わらないながらも、シーンを追加したことにより、キャラクターの相関がより分かりやすくなっており、取っ掛かりやすい内容になっていた。そして、作品の入り口としてより広くなった感があり、外道衆を含め折神のことなど、ほんのちょっとしたシーンの追加により全体的な流れが分かりやすくなっった感があり、より「シンケンジャー」の魅力が身近なものになったように感じた。
それにしても、シンケンジャーの面々の初対面シーンがいつ見ても楽しい。それぞれの人生を歩んでいた家来たちが、「集」の一言で殿のもとへ。始めから殿に従う者、反発する者。それぞれの性格が表れていてとても楽しい。厳しい戦いに巻き込みたくないという思いからついきつい態度をとってしまう殿のクールな姿勢は、ヒーローにして十分。「シンケンジャー」の魅力が表れている。