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「バカリズム案」
投稿日 : 2011/04/28 16:31
投稿者 久保田r
参照先
2010年3月24日 アニプレックス

 都道府県を手で持つイラストのネタが有名なピン芸人バカリズムのライブDVD。都道府県ネタのイメージ通り、教師スタイルのライブとなっており、ステージの中央に大きなスクリーンがあり、本人はスクリーンの横にあるスピーチ台で淡々とリズム良くスクリーンに映し出したネタを説明していくというスタイル。時折レーザーポインターを使用して本格的な授業っぽい雰囲気を演出している。

 彼のネタの面白さは、絵の上手さにもあるが、メインは”しゃべり”であるので、ステージ上でたった一人で次から次へと淡々とした口調でしゃべり続けるところは、芸人としてさすが。スクリーンに映し出された単純な順位や言葉の羅列を、彼の説明口調で聞くと、妙な説得力と不思議なニュアンスとが絡み合って独特の笑いへと導いているので、ある意味やめられない魅力を持っている個性的な芸風。

 ライブの内容は、「カーリングのあれの使い方」や「覚えてはいけない九九」や「アンケート結果」や「物の用法」や「○○の順位」などなど。日常的に当たり前だと思っていることを、彼の思考を通すことで、ちょっとひねった感じに、時にはひねり過ぎて歪みも入ったりしながら、ユニークな視点から物事をみる楽しさへと結びつけている。

 気をつけたいと思うのは、行き過ぎ感。知的好奇心を刺激する内容ばかりであるので、じっと彼の説明ばかりを聞いていると、満腹感を通り越して少々こじつけっぽく感じられるところがある。日常生活のアクセントとして楽しみたいネタの数々。
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