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バカリズムライブ「クイズ」
投稿日 : 2011/05/03 15:44
投稿者 久保田r
参照先
2010年9月22日 アニプレックス

<収録内容>
プロローグ「クイズ地獄」/オープニング(歌)/暮れなずむ町/図るなら/日本要するに昔話1「さるかに合戦」/久保家の縁談/3.14/日本要するに昔話2「かさ地蔵」/正義感/正直村と嘘つき村/エンディング(歌)

<特典映像>
非常識クイズ1〜4/頭痛クイズ/偏見クイズ1〜2/日本要するに昔話3「うらしま太郎」
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Re: バカリズムライブ「クイズ」
投稿日 : 2011/05/03 15:47
投稿者 久保田r
参照先
 2009年9月に俳優座劇場で行われた単独ライブを収録したDVD。DVDタイトルともなっているプロローグネタ「クイズ地獄」を始め、演技力を活かしたコント、絵の上手さを活かしたフリップネタ、頭脳的なネタなど、バカリズムのお笑いセンスを味わえる内容となっている。

 DVDのタイトルが「クイズ」であるため、全編クイズにちなんだネタなのかと思いきや、クイズネタは最初と特典映像のみで、後のネタはクイズとは関係のないネタとなっているので、普通にバカリズムのネタを楽しむことのできる内容となっている。プロローグに収録の「クイズ地獄」は、鬼の格好をしたバカリズムがクイズ地獄の恐ろしさを説いているネタ。頭につけたツノがやけにかわいくてあまり怖そうに見えなかった。特典映像に収録の一連のクイズネタは、淡々と奇妙なクイズが展開されるのみ。まともなクイズは1つもなく、頭の体操にもなる内容。特に偏見クイズは、見ている側の固定観念を暴いているかのよう。

 「暮れなずむ町」は、金八先生のものまねネタ。声質が似ているためか、始めから終わりまで金八先生を彷彿とさせる喋りで面白い。「図るなら」は、ビルの1階で不動産を営む店主が、屋上で飛び降りようとしている人を説得しているネタ。ブラックユーモアさが漂うギリギリの線の笑いが楽しい。「日本要するに昔話」は、日本の昔話の登場人物を現代の一般中年男性に置き換えたネタ。絵がとても上手く、悲哀漂う中年男性の絵柄と子供向けの昔話の融合がハマっている。「久保家の縁談」は、バカリズムの笑いの本質が窺えるネタ。このネタに示されるネタの流れが、バカリズムならではの個性。「3.14」は、円周率を100ケタまで記憶した中学1年生を題材としたネタ。中学生に扮するバカリズムの仕草や行動が見事に決まっている。「正義感」は、正義感のみ立派なヒーローネタ。自信たっぷりなヒーローが面白い。

 真骨頂は、「正直村と嘘つき村」。正直なことしか言わない人が住んでいる村と、嘘ばかり言う人が住んでいる村があり、分かれ道で正直村に行くにはどう尋ねたらよいか…という内容のもの。バカリズムの一人二役の演じ分けがとても良く、会話のテンポを崩さずに旅人と嘘つき村の人とをスピーディーに表情を変えて演じているのが素晴らしい。妙に意地悪な旅人の会話のペースが肝。
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