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「阿修羅」インスタントジョンソン 単独ライブ
投稿日 : 2011/05/19 15:53
投稿者 久保田r
参照先
2010年10月27日  Contents League

<収録内容>
レフト兄弟/オープニング/懸賞金/応援団/かぶる/ポーキーさん/プロローグ/上下/マナー/エンディング
<特典映像>
ウニの箱舟/チャット/インジョン美術館/戦力外通告
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Re: インスタントジョンソン 単独ライブ「阿修羅」
投稿日 : 2011/05/19 15:56
投稿者 久保田r
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 お笑いトリオ、インスタントジョンソンが5年振りに行った単独ライブと特典映像を収録したDVD。インスタントジョンソンとは、ボケ担当の「じゃい」と、ツッコミ担当の「すぎ。」と、小ボケ担当の「ゆうぞう」の3人からなるお笑いトリオ。有名なギャグは、「おつかれちゃ〜ん」。コントでは、「応援団」「ポーキーさん」がおなじみ。

 感想を先に述べると、まんべんなく面白い。の一言。バラエティ番組『爆笑レッドカーペット』で好評を得た「応援団」と「ポーキーさん」のコントが面白いのはもちろんのこと、ライブの前説を務める、じゃいとゆうぞうコンビの「レフト兄弟」の悪ノリさや、指名手配犯の振りをして懸賞金を騙し取ろうとするコント「懸賞金」、コンパに行こうとする3人の服がかぶっているコント「かぶる」、綺麗好きな友達の部屋にちょっと変わったバイト仲間を連れていくコント「プロローグ」と「上下」、電車内で携帯電話で話している人を注意するコント「マナー」など、どれも3人の役割が発揮されていて、細かい芸の効いた台詞と芝居が噛み合っていて最初から最後まで面白い内容でよかった。

 中でも、綺麗好きな友達の部屋にちょっと変わったバイト仲間を連れていくコントの「プロローグ」と「上下」は、舞台ならではの面白さがあって楽しかった。普通にコントそのものも面白いが、「上下」では、舞台の下手が使えないという設定となり、そのためにコントの芝居の向きが左右逆となるため、芝居の内容までもが混乱し、おかしな内容へと変化していくというもの。ともかくコントを進めようとして変な台詞に変な台詞が乗っかって行き、笑いが積み重なって行くのが面白かった。

 特典映像の内容は、じゃいが某超有名バンドそっくりに歌う「ウニの箱舟」と、関ヶ原の戦いを眺めながらインターネット上で数人で会話する「チャット」、3人の画力を知ることのできる「インジョン美術館」、そして、妙な切なさが漂う「戦力外通告」の4本。「チャット」は、現代風のネタで楽しい内容になっていたと思う。でも同時にインターネット上の会話の危うさも表れていて、少々怖いネタでもあった。「インジョン美術館」では、3人の個性が表れていて楽しかった。こういう企画では、絵が上手い人よりも今イチの人の方が面白い。すぎ。の描いた宇宙戦艦ヤマトが最高。「戦力外通告」は、フィクションとした上で、すぎ。がインスタントジョンソンをリストラされた模様を描いたもの。現実社会のリアリティさが当てはめられており、妙にシリアスで切なかった。
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