2010年12月3日　TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

＜出演＞
桐山漣／菅田将暉／山本ひかる／木ノ本嶺浩／檀臣幸／君沢ユウキ／生井亜実／飛鳥凛／なだぎ武／中川真吾／コン・テユ／なすび／どうきひろし
＜収録内容＞
シュラウドの私が仮面ライダーアカデミーを開いたら…生徒亜樹子／刃野博士と真倉助手のガイアメモリ研究所／霧彦の部屋 THE トークリベンジ／絵心バトル IN 鳴海探偵事務所／ドーパント開業医・井坂深紅郎／悪夢なのH・絵心王子は誰だ？ー完全版ー／PR集

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　インターネット配信されている動画をまとめて収録したDVD。劇場版「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」と関連した内容となっており、作品に登場する「T2ガイアメモリ」26個のA〜Zまでのアルファベットの頭文字を利用したコメディ・ムービー。

　「シュラウドの私が仮面ライダーアカデミーを開いたら…生徒亜樹子」は、顔を包帯で覆ったシュラウドが講師となり、生徒の亜樹子に対して抜き打ちテストを行うというもの。シュラウドが持っている大きな指の形の指示棒がかわいく、髪を後ろで二つに分けて小学生用の黄色い帽子を被った亜樹子も元気いっぱいでかわいい。

　「刃野博士と真倉助手のガイアメモリ研究所」は、本編では刑事の刃野と真倉が博士と助手になってガイアメモリを研究しているというもの。刃野役のなだぎ武のお笑いセンスが感じられる内容となっており、本編に於いてもシュールな存在であるガイアメモリが、シュールなお笑いセンスを持つなだぎ武によってユニークなミニコントとなっている。

　「霧彦の部屋 THE トークリベンジ」は、本編では早々に死んだ霧彦が、「真相を知るまでは死にきれない！」と言ってトークでリベンジするというもの。セレブな雰囲気の応接セットに毎回ゲストを招き、時には初公開映像を交えながらトークを展開する。霧彦のキャラの性格ゆえ、ほぼ毎回ゲストを怒らせてしまい、負傷しておしまいという流れで、回を追うごとに霧彦の怪我が増えていく。

　「絵心バトル IN 鳴海探偵事務所」は、翔太郎、フィリップ、亜樹子、照井竜が、ウオッチャマンの出したお題に対して記憶を頼りに絵を描くというもの。毎回ご褒美があり、最も下手と判定されると貰えない。4人の中で絵が上手いのは、翔太郎。その反対は、照井竜。

　「ドーパント開業医・井坂深紅郎」は、ドーパント専門医であるドクター井坂が、診療に訪れたドーパントをマニアックに診察するというもの。奇人だけに変わり種のドーパントを見る目つきが嬉々としており、ドクター井坂の行動を見るだけで楽しい内容。

　ネット配信動画を収録したDVDは「ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ」（レビュー：http://chaos-i.com/review/video/patio.cgi?read=143&ukey=0）を見ていたので、今回も相当に楽しめることを期待して鑑賞。感想としては、全体の質は「オールライダー超スピンオフ」には及ばないまでも、コーナーごとにそれぞれの面白さがあり、流す感じで軽い気持ちで見ていくとそれなりに楽しい内容になっていると思った。鑑賞方法にコーナーごとかアルファベット順かを選べるようになっているが、お薦めはコーナーごとの鑑賞。アルファベット順だとコーナーごとによるノリの違いがブレーキとなり、一つ見るごとに気持ちが途切れてしまうので、コーナーごとにまとめて見るのがおすすめ。

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