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「チルビー うごくえほんシリーズ」
投稿日 : 2011/10/11 14:55
投稿者 久保田r
参照先
「チルビー うごくえほんシリーズ/キウイの巻」

2005年11月18日 VCJコーポレーション

<収録作品>
ぼくが1ばんつよいんだぞ!
ちいさなごるり
ヤドカシ不動産

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 えほんの絵に動きや音楽や声などをつけて映像化したシリーズ作品。えほんの世界観を表現しているため、キャラクターがアニメーションのように滑らかに複雑な動きをするのではなく、おはなしに合わせて目や手足がくるくると動くような雰囲気。おはなし重視なので、映像作品といっても目と耳を活用して五感で読み取るえほんといった感じ。3作品収録で、およそ30分間という内容。

 最初にうさぎの姿をした2匹のチルビーのキャラクターが登場し、チルビーダンスを披露。なかよくくるくると踊るダンスを楽しんだ後におはなしがスタート。「ぼくが1ばんつよいんだぞ!」は、げんこつ横丁に住む少し乱暴な男の子が主人公。気に入らないことがあるとすぐにげんこつを振るっていた男の子は、ある日力持ちの女の子が引っ越して来たことで、修行の旅にでる。森でライオンやワニやおばけから強さを学んだ男の子は、横丁に帰ろうとしてワニたちに追いかけられてしまう。そこへ力持ちの女の子が現れて…。というおはなし。

 「ちいさなごるり」は、ちょっと奇妙な姿のばけものの男の子が主人公のおはなし。おかあさんに「ぼくってなんだろう?」と訊ね、おかあさんとのおはなしの途中で急に人形に変身。そしておかあさんの「おやつよ」の声で元に戻るという、ちょっと不思議な感覚のするおはなし。

 「ヤドカシ不動産」は、ヤドカリの姿をした不動産屋が、チョウにおすすめの物件を紹介したり、ホタルの兄弟に部屋を紹介したりするおはなし。元気がいい不動産屋の正体は、ザリガニとカタツムリというオチが意表をついている。

 外からやって来た女の子の存在により意識改革に臨んだ男の子。自分の存在意義と存在を認めてもらうことの大切さ。適材適所。これらのことがユニークな視点から描かれてある3つの物語。
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Re: 「チルビー うごくえほんシリーズ」
投稿日 : 2011/10/14 15:29
投稿者 久保田r
参照先
「チルビー うごくえほんシリーズ/バナナの巻」

2005年11月18日 VCJコーポレーション

<収録作品>
きいちゃんとどろんこピッピ
パパのくれたおくりもの
ごろりん ごろん ころろろろ

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 「きいちゃんとどろんこピッピ」は、熱を出して寝ている小さな女の子のきいちゃんが主人公。きいちゃんが熱を出して寝ていると、子犬のピッピが「遊んで」とやって来る。でもきいちゃんは遊べないので、ピッピは庭に出て遊び始める。ピッピの様子を見に庭に出たきいちゃんは、ピッピがいなくなったことに気づく。どうしたんだろう?と不思議に思っていると、ピッピは掘られた穴の中から花をくわえて泥だらけで現れた。ピッピがまた穴に入ると、今度は赤い羽をくわえて出て来た。再び穴に入ると、今度はなんときいちゃんがなくした筈のハーモニカまで。翌朝、熱が下がったきいちゃんは、ピッピと一緒に穴の探検へ…というおはなし。

 「パパのくれたおくりもの」は、かわいらしい子ねずみたちが主人公。幼いティモシーとサラは、おばさんの家に泊まりがけで遊びに行き、おばさんの子のジョニーと出会う。ある時ジョニーは、浜辺で3人組から「パパボーシ」とからかわれ、サラが拾った貝を海に投げてしまう。その夜、ジョニーがいつもかぶっている帽子は、漁に出ているパパからもらったものだと知ったティモシーとサラは、「パパボーシ」の謎が解けて仲良く遊ぶようになる。いつしか3人組とも一緒に遊ぶようになり、「パパボーシ」の取り合いをして帽子を破ってしまう。だけど、ジョニーは笑って許してくれた…というおはなし。

 「ごろりん ごろん ころろろろ」は、仕事の好きなうさぎが主人公。大きなテーブルを作ったうさぎは、ごろりんごろりんとテーブルを運んでいると、ふと荷物が軽くなった。そのままごろんごろんと運んでいると、また軽くなった。ころんころんと運んでいると、また軽くなってころろろろと丘の上に到着。動物たちが手伝ってくれたおかげで荷物が軽くなり、みんながテーブルを気に入ってくれたことを知ったうさぎは、夜通し椅子を作りました…というおはなし。

 今回の「バナナの巻」は、絵柄に特徴あり。ファンタジー溢れるポップな絵柄、ふわふわと丸みのあるかわらしい絵柄、柔らかい色使いの優しい絵柄の3つのタイプを楽しむことができます。
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Re: 「チルビー うごくえほんシリーズ」
投稿日 : 2011/10/13 14:43
投稿者 久保田r
参照先
「チルビー うごくえほんシリーズ/オレンジの巻」

2005年11月18日 VCJコーポレーション

<収録作品>
すみっこのおばけ
だいすきのたね
くまくんのあくび

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 「すみっこのおばけ」は、男の子の机の下のすみっこにおばけの子が住み着いてるというおはなし。小さなおばけの子は、いつでも男の子の味方で、男の子が泣いていると励ましてくれたり一緒に泣いてくれたり、男の子にしか見えない魔法で楽しませてくれたりと、とってもなかよし。ある日、学校で大好きな女の子におばけの子の話をしたら、男の子はうそつき呼ばわりされてしまう。家に帰って来て泣く男の子をおばけの子は懸命になぐさめようとします。

 「だいすきのたね」は、ある日しろくまの王子様のところに一粒の種がやってきたというおはなし。王子様は、種を気に入って、来る日も来る日も水をあげて「おはよう」「ごきげんいかが」と声をかけて大切に育てます。やがて芽が出て大きな木となり、王子様はせっせと水をあげ続けます。だけど、花の季節になっても実がなる季節になっても王子様の木は花も咲かず、実もなりません。森のみんなは「もうお世話をやめて遊ぼうよ」と誘いますが、王子様は「あの木がだいすきなんだ」と言って、大切に育て続けました。そしてある冬の日…。

 「くまくんのあくび」は、小さなくまくんのあくびのおはなし。くまくんの4つのあくびの風船は、外にふわふわと飛んで行ってやんちゃなねずみの子どもたちやうさぎの子どもたちをお昼寝させちゃう。それを聞いたくまくんは、おかあさんに「おしごと」と言ってねずみさんたちの家の前に行くのだけど…。

 入園前の小さな子から小学校低学年までの年齢の子が楽しめるおはなしが3本。子どもの豊かな想像力と愛情をかけ続ける大切さとかわいい日常生活。これら3つを感じることができる優しい内容です。
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Re: 「チルビー うごくえほんシリーズ」
投稿日 : 2011/10/12 16:34
投稿者 久保田r
参照先
「チルビー うごくえほんシリーズ/ブドウの巻」

2005年11月18日 VCJコーポレーション

<収録作品>
もりのみんなのたんじょうび
おおどろぼうごーちゃん
ポッポとプップ

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 「もりのみんなのたんじょうび」は、もりに住むおばあさんと動物たちの交流を描いたおはなし。おばあさんの誕生日の日もりの動物たちがやって来る。みんなで野いちごを摘みに行き、たくさん食べた後、生まれたばかりのうさぎの赤ちゃんのためにクリームたっぷりのケーキを作って届けることに。おいしくケーキを食べながら、今日がおばあさんの誕生日だと知ったみんなは、口々に「今日が自分の誕生日だったらいいな」と言い始め、おばあさんの提案で「今日がもりのみんなのたんじょうび」になりました。

 「おおどろぼうごーちゃん」は、イチゴとメロンのどっちが好きか聞かれて「メロン」と答えた後に本当はイチゴが好きかも…と悩むごーちゃんのおはなし。おかあさんから「うそつきはどろぼうの始まり」と聞いたごーちゃんは、じゃあおおどろぼうになろうと勢い込んで外に行くものの、どうも上手く行かないことばかり。ごーちゃんはしょんぼりして家に帰るけど、夕ご飯の時にメロンを食べたら「ぼくはやっぱりメロンが大好き」と再確認。

 「ポッポとプップ」は、怖がりなネコとフクロウが主人公。天井と床から色んな音がしておばけが怖くてちっとも寝られないポッポとプップは、ついに決心しておばけと対決することに。勇気を出して外に出てみると、実は音の正体は同じ木の上と下に住んでいるポッポとプップだった…というおはなし。

 みんなでなかよく情報と活動の場を共有すること。小さな子供の揺れ動く正直な心。見えない物と対決しようとする心。これらのことが楽しく描かれている3つの物語。
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