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「サンドウィッチマン ライブ2010 〜新宿与太郎音頭〜」
投稿日 : 2011/10/31 17:35
投稿者 久保田r
参照先
2011年2月25日 エイベックス・エンタテインメント

<収録内容>
漫才「万引き」/薬局/クレーム処理/職安/村に住む男/哀川鳥/携帯ショップ/漫才「弔辞」

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 オール新ネタで行った単独ライブの模様を収録したDVD。およそ75分間。漫才2本。コント6本。

 オープニングのトークを見て感じたのは、すっかり恰幅がよくなって貫禄が増したなぁ…ということだった。前回のライブまでは、どことなくまだ若手の雰囲気が見え隠れしており、少々の落ち着きのなさが伺えたが、今回のライブでは、ステージの中央に立つ二人から板についた自信といった雰囲気が感じられ、笑いに集中できる空気が漂っていてよかった。そこにいるだけで「笑い」への期待感を持たせられるようになった彼らは、ベテランの域へと着実に進んでいるように感じられ、頼もしさと同時に嬉しく思った。

 2本の漫才の「万引き」と「弔辞」は、どちらも最高の切れ味。富澤さんのボケの波状攻撃に伊達さんのエッジを利かせたツッコミが噛み合っており、”これぞサンドウィッチマンの笑い”をグイグイと前に押し出している。一見、普通の人に見える富澤さんのボケの方向性が変であればあるほど、反社会的な外見の伊達さんから発せられる一般常識のツッコミが面白く、スピーディーに繰り広げられる笑いにいつのまにか引きずり込まれてしまう力を持っている。

 6本あるコントもサンドウィッチマンならではの笑いで楽しめるものばかり。「クレーム処理」と「村に住む男」は、伊達さんが作ったネタで、ほとんどがアドリブ。伊達さんのボケに対し富澤さんが反応し、その変化を楽しむ内容となっており、ボケとツッコミの立場が普段と逆になっているためか、いつもとはテンポの違う笑いが繰り広げられており、じわじわとした面白さが積み重なっていくような感覚のネタ。私的には、「村に住む男」のオオカミの真似を繰り返す辺りが面白かった。「薬局」と「携帯ショップ」は、店員役の富澤さんのボケがとても楽しい。
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