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「オードリーのオールナイトニッポン」
投稿日 : 2012/08/01 15:37
投稿者 久保田r
参照先
2010年1月8日 CORE

 ラジオ放送局ニッポン放送にて毎週土曜日25:00〜27:00オンエア中の「オードリーのオールナイトニッポン」の初日の模様を収録したDVD。生放送の様子をダイジェスト風に紹介し、合間にはニッポン放送局内を挨拶回りした際の模様や番組の会議の模様などを収録。

 春日は大のラジオ好きでオールナイトニッポンをずっと聞き続けていたとのことで、そのため「オールナイトニッポン」のパーソナリティーになったということでかなりテンションが上がっており、冒頭からガンガン喋っているのが印象的だった。一見、冷静に見える若林がトークの進行を担ってはいるものの、やはり若林もテンションが多少上がっており、今のトークで大丈夫なのか?という目線をスタッフのいるブースの向うに投げかけながら、やや照れ笑いを含めた上ずった調子で流れを止めないように懸命にトークをしているのが伝わって来た。見続けていると分かるのが、春日と若林の共通点。始めのうちは春日の上から目線の物言いが気になるが、見ているうちにしだいに若林の芸人らしいチクリとした毒のある言葉遣いも気になり始め、似て非なるふたりの掛け合いが深夜のラジオ番組の空気感とマッチして楽しめるトークになっていると感じた。

 番組の内容は、長崎県の女性リスナーと電話で会話をしたり、前日に「いいとも!」にレギュラー初出演した際のことや、合コンするなら芸能人のどういう3人をキャスティングするかという「キャスティング王」のコーナーや、二人が高校時代にアメフト部であったことから「アメフトーク」のコーナーの説明や、春日の弟子希望など。番組終了後に出待ちにピンクのベストを着て来たら春日の弟子にするということを番組の冒頭でリスナーに呼びかけた。

 合間の「ニッポン放送ご挨拶回り」の映像では、局内の色々な部署に番組のチラシを配って歩くというもの。不在と聞いて向かった社長室には、まさかの社長が在室しており、多少慌てながら春日がチラシの裏にサインをしたり、エレベーターの前では会長と会ったりという展開が楽しかった。地下4階には、大量のレコードや昔のCDシングルの保管室があるのがさすが。

 「オールナイトニッポン」は、息の長い人気ラジオ番組で、多くの人が経験しているように私も中学生時代に聞いていた。当時は、中島みゆきさんが人気があり、放送の翌日にはクラス内で話題になった。そういう歴史ある番組が今も続いていることが嬉しく思う。そして、そういう番組のパーソナリティーをやってみたいと願う芸能人がたくさんいるというのも頷けるところ。番組を長く続けるには、柔軟な変化とリスナーを引きつけるトーク力が必要。このDVDでは、オードリーがその「オールナイトニッポン」に賭ける愛情と意気込みを十分に感ることのできる内容となっている。
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