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「ウルトラマンゼロ 外伝/キラー・ザ・ビートスター」
投稿日 : 2012/09/12 16:10
投稿者 久保田r
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<スタッフ>
監督:アベ ユーイチ
製作:大岡新一
プロデューサー:渋谷浩康、仲吉治人
協力プロデューサー:北浦嗣巳
制作プロデューサー:小山信行
企画:岡崎聖、田健二
脚本:荒木憲一
キャラクターデザイン:後藤正行
撮影:新井毅
音楽:原文雄
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司

<出演>
南翔太/土屋太鳳/後藤光利/小西博之

<声の出演>
宮野真守/緑川光/神谷浩史/関智一
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STAGE II「流星の誓い」
投稿日 : 2012/09/13 16:49
投稿者 久保田r
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2011年12月22日 バンダイビジュアル

 エメラナ姫に襲いかかるジャンボット。レイは、リトラを呼び出すも力及ばず倒されてしまう。エメラナ姫はショックを受けつつも果敢に前に出て制止の言葉を投げかける。するとジャンボットの動きは止まり、ジャンキラーの動きも止まった。ジャンボットの中に入ったエメラナとレイと隊長は、ジャンキラーがジャンボットをコピーして作られたことを知る。エメラナ姫は、ジャンキラーの心を開かせるために身を呈してジャンキラーに呼びかける。そして、ゼロらみんなの説得の言葉を聞き、ジャンキラーの心は生まれ変わる。天球と惑星ブラムの衝突まで残り十数分。ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンが駆けつけ、ゼロたちを支援。ゼロは、ビートスターと直接対決するが、圧倒的な強さに苦戦を強いられる。そこへジャンキラーが現れる。

 有機生命体の代表と言えるエメラナ姫あってこその作品。姫の言葉一つ一つがキャラクターの存在を支え、進路を示しており、尚かつ勇気に満ちあふれた姫の行動は立派。いざという時の判断力と行動力は、レイや隊長よりも強いかも知れない。守るべきもの、守らねばならぬものをわきまえている品のある行動が素晴らしかった。

 ゼロの発する言葉もエメラナ姫の言葉と同じ意味を持ち合わせているが、言葉による説得力という点では姫の方が上。やんちゃなイメージのゼロは、言葉でよりも行動で示す方に説得力があるので、言葉では姫が、行動ではゼロが、共に「命を大切にすること」のメッセージを発している。

 ビートスターが誕生した理由を知ると、悲しみを伴った切なさに包まれる。やり切れなさかも知れない。有機生命体のエゴを思い知らされ、ビートスターのやったことは間違いではないという気持ちが多少なりとも生ずる。しかし、一瞬でもそう感じた心を真っすぐな方向へと導いてくれるのが、ゼロでありエメラナ姫でありウルティメイト・フォース・ゼロの仲間の言葉と行動。「人間には無限の可能性がある」を感じさせてくれる結末となっている。

 最も切ない存在は、ジャンキラーかも知れない。晴れてウルティメイト・フォース・ゼロの仲間となったことで自身の存在の支えを得たが、そこに至るまでに自分が生まれた意義を否定され、自分を生み出したビートスターと対決せねばならなかった。ジャンキラーを見ていると、現代に於ける人間関係や親子関係といったものが反映されているようで心が切なくなる。前・後編合わせて1時間強の短い作品であるが、ストーリー云々よりも強いメッセージ性を感じた作品。
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STAGE I「鋼鉄の宇宙」
投稿日 : 2012/09/12 16:12
投稿者 久保田r
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2011年11月25日 バンダイビジュアル

 ウルティメイト・フォース・ゼロのメンバーのウルトラマンゼロ、グレンファイヤー、ミラーナイトの3人は、1年振りとなるエメラナ姫とジャンボットとの再会を楽しみにしていた。だが、突如として出現した巨大な天球にエメラナ姫とジャンボットが捕らえられてしまう。二人を捕らえた巨大な天球は、別の宇宙へと消滅。再び現れた宇宙空間は、2時間後に惑星ブラムと衝突するというコースであり、奇しくもZAPクルーのレイと隊長が休暇を利用して訪れようとしていた惑星であった。ブラムの危機を知ったレイたちは天球の内部へと突入する。レイ達はエメラナ姫を発見。そこへロボット怪獣が何体も現れて襲いかかる。勇敢に戦うゴモラであったが、数の前に劣勢を強いられる。その時、姫を追って来たゼロたちが登場。謎の霧によりパワーが奪われて行く中、ロボット怪獣たちを倒す。だが、彼らの前に仲間であった筈のジャンボットが襲いかかって来る。

 「ウルトマンゼロ THE MOVIE/超決戦!ベリアル銀河帝国」の続編にあたる作品で、映画を見ていなくても楽しめる…とは思うけれども、見ておくとウルティメイトフォースゼロとエメラナ姫の関係が分かるし、ついでに「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」も見ておくとゼロとレイらZAPクルーとの関係が分かってより楽しめる作品になるかと。

 さて、外伝と銘打たれた当作品の切り口は、いきなりのピンチから。というか、ほっとできるシーンはZAPの隊長の妄想の中にしかなく、それ以外は常にピンチ。お姫様がさらわれ、惑星衝突の危機に迫られ、問答無用で襲われ、謎の霧によってパワーダウンを余儀なくされ、更には仲間にまで襲われ。怒濤のピンチの連続の中、ゼロとグレンファイヤーとミラーナイトの3人の活躍が光彩を放つ展開となっている。

 私的にはゴモラの戦うかっこいい姿が見れてよかった。ゴモラのあの鋭い目つきと正面からぶち当って行く姿がかっこよく、決して正義のヒーローとは言えない顔つきだが戦う姿が渋くてかっこいい。それを見れたのが私的に嬉しかったところ。(あと海ではしゃぐ姿も/笑)

 ストーリーは…あるのか…!?(汗)ただただピンチの連続に戦いで応えていくという展開になっているので、今ひとつストーリーのツボが分からないのだけれど、その点は「STAGE 2」を見るともしかすると納得できるものなのかも知れない。「STAGE 1」の感想としては、イントロダクションという印象。「有機生命体の抹殺」を命令する”ビートスター”の姿が明らかになった時がストーリーの本文でありクライマックスかと。
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