ガンダム本編で活躍のMS達が、小さくかわいくデフォルメされて大活躍。人間のキャラ同様に性格と台詞が与えられていて、子供向けの面白楽しい、もう一つのガンダム世界が作られている。

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　「嵐を呼ぶ学園祭」「SD戦国伝〜暴終空城(あばおわくうじょう)の章〜」の2作品収録。
　うーむ。もはやドタバタ以外の何ものでもない作品…。SDガンダム用として性格が出来上がっているキャラ達によるお約束オンパレード・ドタバタ劇でありますね。ええもう本当に、画面を眺めているだけで楽しめる、そんな作品であります。
　「嵐を呼ぶ学園祭」は、シャアが仕切る男子高とハマーンの仕切る女子高が合同で仲良く学園祭をするというストーリーなのですが、シャアとハマーンがあまりにも仲が良過ぎて、私的に「？？？」でありました。この二人、あまり仲良くない方が色々と楽しめると思っている私には、この設定にはちょっと引いてしまいました。
　「SD戦国伝〜暴終空城(あばおわくうじょう)の章〜」は、いつも通りのSDガンダム達のドタバタ勢力圏争いでした。これはもう一言で「見て楽しむ」。この一言であります。

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　「転がるコロニー事件」「ガンダム迷場面集」「ガンダム伝説」の3作品が入っているパロディ中心のビデオ。SDガンダムと言えば、あのデフォルメ化されたMS達が有名だが、これは、キャラクター中心の作品となっている。
　「転がるコロニー事件」で最初に登場するのが、ネオ・ジオンで総帥となったオールバックシャアで、総帥らしい台詞回しでありながら、池田氏本人の声でおちゃめで笑える台詞を言っているので、とっても楽しい作りとなっている。「1st」から「逆シャア」までの主要キャラが織り混じってのギャグ作品となっていて、もちろん子供が見ても楽しい作品ではあるけれど、本作での各キャラクターのシリアス振りを知っている大人が見れば、数倍楽しめる作品だと思う。
　「ガンダム迷場面集」は、TV作品のタイトルを、ダジャレでパロった一発ギャグもの。『Zガンダム』の27話のタイトル「シャアの帰還」のダジャレを、クワトロの絵と池田さんの声で、「シャアの帰還→シャアのみかん」と、言っている。この後、顔を真っ赤に染めるクワトロがかわいい。他にも、『1st』からアムロ本人が「アムロ再び→アムロ地下足袋」と、言っていたり、「シロッコの眼」や「ハマーンの嘲笑」等々のタイトルが登場し、ダジャレ満載の楽しい迷場面集となっている。
　「ガンダム伝説」は、RPG風のストーリーで、アムロ、カミーユ、ジュドーが、大魔王シャアに攫われた王女を助けに行く話。途中、行く手を阻む邪魔者を倒しながら、大魔王シャアのもとに向い、シャアを倒し、王女を救出する。しかし、この王女が実は・・・というオチがついていて、王女救出後も大魔王シャアとは切っても切れない縁となっていて、楽しいストーリーとなっている。
　原作、矢立肇氏、富野由悠季氏。作画、佐藤元氏のかわいいキャラクター達が、所狭しと活躍している当ビデオ。子供よりも大人が楽しめるビデオであります。

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　このビデオには、「運び屋 リ・ガズィの奇跡」「SD戦国伝・頑駄無五人衆のもののけ退治」「SDガンダム・ピキリエンタ・ポーレス」の3つが収録されている。
　リ・ガズィと、百士貴の声が鈴置洋孝さんだというので、これは一度聞いてみなくては、ということで借りて来たビデオ。(どちらのMSも好きなもので、どーしても聞いてみたかった）そして、ハイ、どちらも鈴置さんでした。しかもとってもかわいかったです。
　「運び屋 リ・ガズィの奇跡」は、その名の通り、運び屋のリ・ガズィが客に頼まれたものを運ぶというストーリーで、他にはなーんの意味もない、ただただかわいい楽しいショートストーリー。物を運ぶ途中、横取りしようとする連中に散々ジャマされるのだが、これまた切迫感がなく、いつもいつも鈴置さん演ずるリ・ガズィが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、のんびりとした声で言っているので、見ているこちら側も全然気持ちが焦らなくて、のんびりとした気分。この時の鈴置さんの声が、力の抜けた優しくかわいい響きとなっていて、ファンである私は思わずちょっとドキドキしてしまう(笑)。
　「SD戦国伝・頑駄無五人衆のもののけ退治」は、頑駄無五人衆がもののけ退治にでかけるというストーリーで、初代ガンダムからZ、ZZ、Mk-II、νの5機のガンダムが揃って、将軍の宝物を奪い返すという話となっている。百士貴は、最初の方にほんの少しだけ出てて、もののけに驚かされて逃げ出してしまうという役どころで、かわいいけれど活躍がなくて、寂し〜い出番となっている。もののけに怯える百士貴の鈴置さんの声がかわいかった。
　全編に渡り、どたばたどたばたとSDガンダム達が大暴れしていて、子供にピッタリなビデオであります。

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