平成15年作品／原作：八手三郎／製作：テレビ朝日・東映AG・東映ビデオ・東映／カラー41分

＜ストーリー＞
　ハリケンジャーが敵と戦っているところに、ガオレンジャーが現われる。ハリケンジャーの助太刀に現われたのかと思いきや、なんと彼らは、ジャカンジャ達が化けた偽者だった！ガオレンジャーに襲われるハリケンジャー。正義の戦士と呼ばれた彼らに一体何が？本物のガオレンジャーは一体どこに？ハリケンジャーと地球の運命やいかに！

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Ｖシネマ恒例のスーパー戦隊競演シリーズ第８弾（他に単独作品も１本）。年々シリーズ出身者の活躍が目立つようになり、一番の強敵は役者さんのスケジュール調整（？）らしいのですが、それぞれのキャラクターの持ち味を生かしているので、見ている分にはスタッフの苦労は感じられません。
さて物語は、のっけからハリケンジャーとガオレンジャーの対決から始まります。以前にも２大戦隊が激突するというシチュエーションの作品はありましたが、今回はニセモノ。実は暗黒七本槍の面々の変装（？）です。では本物はどうしたかというと、既にジャカンジャに捕らえられていたんですな。そこでハリケンジャーたちの、ガオレンジャー救出作戦が展開されるという流れです。
このニセモノたち、変身前の姿（＝素面）も披露してくれるのですが、ガオ役者たち、自分たちのニセモノを実に楽しそうに演じてます。ガオ役者のチーム・ワークは歴代随一だという噂もあるんですが、さもありなん。それにみんな良い顔になりましたねぇ。ハリケン＆ゴウライ・チームも、今後伸びてくれるのでしょうか。
後半はアクションアクション、またアクションの怒涛の展開（ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー、ガオレンジャー入り乱れての立ち回りに、お約束の巨大ロボット戦とてんこ盛り）なので、気合を入れないと飽きてしまうのですが、やっぱりここはお子様の視線に立って素直に２大戦隊を応援するのが正しい鑑賞法というものでしょう。
次は当然『アバレンジャーVSハリケンジャー』、ですかね？

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原作：八手三郎
脚本：酒井直行
音楽：三宅一徳／中川幸太郎
監督：竹本　昇

塩谷　瞬／長澤奈央／山本康平／白川裕二郎／姜　暢雄
金子　昇／堀江　慶／柴木丈瑠／酒井一圭／竹内実生／玉山鉄二
山本　梓／福澄美緒／岡本義登／岳美／斉藤レイ／西田　健／高田聖子

2003年

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　いやぁー！面白かった！！最初から最後まで、全編余すところなく見所たっぷりの41分間！次から次へと現われるスペシャルシーンに、子供はもちろん大人も文句なく楽しめる豪華作品です。
　先ずは、のっけからの「ハリケンジャー VS ガオレンジャー」のシーンですね。ここで掴みはO.K。一気に気持ちが正義の味方同士の戦いにハラハラドキドキさせられます。
　戦いのシーンでは、Wレッドによる攻撃や、それぞれのタッグを組んでの攻撃があったりして、息もつけぬ展開になってます。もちろんガオシルバーも登場。彼はやはり美味しいシーンで現われ、キザに帰って行きます。ふ。役者だぜ、ガオシルバー。
　ハリケンジャーとガオレンジャーが組んだということは、敵も組んでいるということで、久し振りのヤバイバとツエツエの登場に拍手喝采（大袈裟か）。彼らの夫婦漫才振りは健在です。調子に乗ってガオレンジャーをいじめる姿に萌えて下さい（笑）。
　ロボット同士の戦いでもスペシャルなシーンが用意されており、ガオとハリケンの夢の合体マシンが登場します。どんなロボットなのかは、ぜひビデオ（DVD）をご覧になられて確認されて下さいまし。
　何はともあれ、正義の味方勢揃いのシーンは、壮観です。ジャカンジャが化けるガオレンジャー登場シーンは、遊び心満点でとっても楽しめます。難しい設定は一切なし。思う存分夢の競演を楽しめます！


　ただ一つだけ言わせていただければ、サンダールが出てこなかったことだけが、残念だったかなぁ〜（笑）。

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