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「ウルトラマンVS仮面ライダー」
投稿日 : 2003/10/05 14:56
投稿者 Excalibur
参照先
池田憲章+高橋信之・編著の『ウルトラマン対仮面ライダー/メガヒーロー光と影の神話」(文藝春秋刊)を元に製作されたビデオ作品で、製作会社の枠を越えたヒーローの競演が実現したのは画期的なこと。ウルトラ・シリーズは『ウルトラQ』から『ウルトラマンG』、一方のライダー・シリーズは『仮面ライダー』から『仮面ライダーZO』と、初作から最新作(当時)までから映像をピックアップ、書籍版に倣って怪獣・怪人、メカニックなどのテーマ毎に編集したり、ウルトラ側からは満田かずほ([禾]+[斉])と森次晃嗣、ライダー側からは折田至と宮内洋にインタビューを敢行したりとマニア向けに作っているのがこの手の再編集ビデオとしては珍しい。
勿論最注目なのは両雄競演の新撮ドラマにあるが、ライダーの原作者・石ノ森章太郎と円谷皐・円谷プロ社長(当時)の対談も貴重なもの。それは「二人で協力して新しいヒーローを産み出そう!」と締めくくられているのだが、その後両者とも相次いで鬼籍に入りその夢は叶うことがなかったので、今見ると感慨深いものがある。

なお同タイトル作品が<SVSシリーズ>からもリリース(「ウルトラマン編」と「仮面ライダー編」の2本に分割)されている。インタビューや対談はカットされ、田中秀幸のナレーションで名場面集風に再構成したもので、お子様向けの廉価版である(収録時間90分で¥15,244に対して、<SVS>版は39分、¥3,500×2本)。使われている映像はほとんど同じだが、どちらか一方にしか収録されていない映像もいくつかあり、概して<SVS>版の方が分量が多い。また子供向けということからか、OV『真仮面ライダー』の全裸でのラブ・シーン(!)などが割愛されている。そして、メイン・イベントである新撮ドラマも未収録だ。


製作:渡邊亮徳/円谷皐
企画:村上克司/吉川進/円谷一夫/加藤昇
プロデューサー:久保聡/日笠淳/高寺成紀/笈田雅人
構成:池田憲章
演出:雨宮慶太

1993年
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スーパー・バトル!
投稿日 : 2003/10/05 14:57
投稿者 Excalibur
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ショッカー中近東支部から送りこまれた毒サソリ男による東京ズタズタ作戦が始まり、その影響から古代怪獣ガドラスが復活、町を破壊し始めた。ハヤタと本郷猛はそれぞれウルトラマンと仮面ライダーに変身、怪獣・怪人を相手に戦い始める。そして遂に毒サソリ男にライダーキックが、ガドラスにスペシウム光線が炸裂しそれぞれ相手を倒したと思ったのも束の間、両者が合体融合、合体獣サソリガドラスへと変貌する。サソリガドラスにはスペシウム光線も効かず、窮地に陥るウルトラマン。その時、仮面ライダーが巨大化。両雄は見事なコンビネーションを見せ、遂にはライダーキックとスペシウム光線の合体技がサソリガドラスにとどめをさした。

最大のセールスポイントが、この10分足らずの新撮ドラマである。
実景や写真とミニチュアを大胆に合成、強引なモーフィングなど力技で見せる部分も多いが、ウルトラマンの掛け声やカラータイマー音は現存するライブラリーから、そしてライダーのセリフ、掛け声はフィルムから音録りし、ナレーションは『ウルトラマン』後半から『ウルトラセブン』を担当した浦野光と『仮面ライダー』から『10号誕生!仮面ライダー全員集合』までを務めた中江真司の2人(これはビデオ全般も)。スーツアクターも両キャラクターの特徴をよく捉えるなど、なかなかツボを押えた作りになっているのだ。ただそこまでこだわりながら、何故かBGMは『ザ・ウルトラマン』『ウルトラマン80』『ウルトラマンG』それに『仮面ライダーBLACK』なのは何故だろう?
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