製作：升水惟雄
プロデューサー：伊藤直克
原作：永井豪
企画：幸森軍也
音楽：阿部正也
脚本・監督：秋山豊
　
中野理絵／朝岡実嶺／青木クリス／松居千佳／近藤理枝
山口健次／団時朗／大泉滉／永井豪／九十九一

1992年

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ＯＶ版『けっこう仮面』の第２弾。ただ、夏綿けい子先生役の青木クリス以外のキャストは総入れ替え。サタンの足の爪は、前作のポール牧に代わって九十九一が演じている。なお、「Ｗｅ’ｌｌ　ｂｅ　ｂａｃｋ・・・・」というサブタイトル付きで紹介されることが多いが、ビデオ・パッケージや宣材のみのものである。
今回のセールス・ポイントは題名の『２』に因んでか、二人のけっこう仮面。といっても二人が共闘するわけではなく、夏綿先生と保険の若月先生、それぞれがけっこう仮面の正体だと疑われた時に入れ替わって登場するのだ。これは原作でも度々見られたシチュエーションである。
そしてドラマとしても前作よりは幾分かこなれた作りで、早乙女門士モドキの早乙女凡人と身堂竜馬モドキの死道竜馬コンビだとか、美術教師のチャック先生など新キャラクターも続々登場。特にチャック先生はけっこう仮面に倒された後で強化改造され、カラータイマーをセットされたバイオレンス・チャックとして復活。これを団時朗が演じているのだから、何をか言わんや。他にも一本木蛮がしおき教師役で出ていたり、飛鳥了、高畑駿、宮崎守、押井勲なんつー怪しげな名前のキャラが右往左往。しかしもはや原作の『けっこう仮面』の香りは微塵もない。
この後パート３も作られたのだが、未だに未見。置いてるレンタル屋さんも最近じゃ見かけないし（『２』までは置いてる店も何軒かあった）、どうしたものかなぁ(爆)。３作セットのＤＶＤも出てるけど、買うほどじゃないし・・・。

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