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「小林淳」
投稿日 : 2011/06/26 17:57
投稿者 久保田r
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 新ヤマトのメンバーであり、チーフパイロット。19歳。通常航行時は、ヤマトの操舵を担当し、戦闘時にはコスモパルサーで出撃。コスモパルサー隊の指揮を執る。声は、浪川大輔さん。

 機関部の天馬兄弟と共に新ヤマトを作り上げたという自負があり、アクエリアスのドックから発進する際には、人一倍ヤマトへの愛着を表していた。パイロットの腕前は天才的で、古代もそれを認めており、ドック発進後には「見事な操艦だったぞ」と褒め、戦闘時には「コスモパルサーの指揮はお前が執れ」と気前よく送り出している。古代が「小林には戦闘機の方が性に合ってるだろう」と評す通り、第一艦橋にいてヤマトを操縦するよりも、戦場でコスモパルサーを駆っている方が似合っており(コスチュームのせいもあると思うが)、性格や言動がやや荒い。それもその筈、まだ19歳という若さ。

 ヤマトの操舵というと、かつての島大介を思い浮かべるが、島は、常に沈着な態度でヤマトの操縦を一手に担っていた印象があるので、『復活篇』に於ける小林のスタンスは、私的に今ひとつしっくりこない。戦闘時にこそ攻撃がしやすいようにその天才的な腕前を発揮して欲しいもようにも思うのだが、地球から1万7千光年の位置での戦闘では艦長の古代が、SUSとの決戦時にはレーダーパネル担当の桜井洋一がヤマトを操舵していることから考えると、案外戦闘時は、ヤマトは細かく動く必要はないということなのだろうか。戦闘時に於ける戦艦の動きなどという専門的なことは分からないが、何はともあれ、かつては戦闘班長の古代がコスモゼロに乗って宇宙に飛び出して席を空けていたのが、『復活篇』では、戦闘班長の上条が戦闘指揮席に腰を据え、ヤマトの操舵担当の小林が席を空けるという正反対の位置関係となっている。(二人の関係についても、古代と島は親友だったが、小林と上条は初対面だし)

 そういう小林がヤマトの操舵を担当しているためか、はたまた2220年の技術力の成果なのか、ヤマトの発進はかつてと比べるとスピード感があって軽やか。かつては乗組員の表情まで時間をかけて丁寧に描写し、地球のために出撃する重々しさを表現していたが、今作ではアクエリアスの氷を割って浮上するや、颯爽とスピーディーに発進している(アマールでの発進も然り)。発進時の重々しさにロマンを感じていた者としては、物寂しい限り。
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