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「伊東真也」
投稿日 : 2013/11/25(Mon) 14:02
投稿者 久保田r
参照先
 『2199』のキャラクター。名前の読みは「いとうしんや」。28歳。ヤマトの保安部士官であり、保安部長を勤める。階級は二等宙尉。滋賀県出身。声は、関俊彦さん。

 いつも目を細めて口角を上げた微笑みの表情をしているため人当たりがよさそうに見えるところが外見上の長所でもあり、その反面本心を窺い知ることができないところが短所でもある人物。ヤマト艦内の安全を保つ任務のため艦内のシーンで見かけることが多く、時には非情な言葉を事も無げに発することがあり内面の冷酷さを窺わせた。

 乗組員随一と言えるほどの異星人嫌いが、彼の思考を雁字搦めにしていたと言ってもいいほど。森雪をユリーシャと信じ込んで疑わず、薮、新見らと行った反乱に失敗した後は、営倉の中で異星人に対する憎悪を募らせていた。しかし、そんな彼も惑星レプタボーダでは最後までユリーシャ=雪と思い込んだままながらもユリーシャに銃口を向けていたガミラス兵を撃ち、別のガミラス兵が放った銃弾に倒れた。彼の最期の言葉は、ユリーシャに対して地球の未来を託すというもの。彼の選択した手段は容認できるものではなかったにせよ、行動を起こした根拠は人類の存続というヤマトがイスカンダルへ向かう理由と同じものであった。

 人と打ち解けない性格を関俊彦さんが好演。曲者感たっぷりのキャラを見事に演じている。始めのうちは、伊東は”曲者っぽく見えても実はいい人なんです”なキャラではないかと思っていたのだが、回が進むうちに段々ときな臭くなり遂に反乱を起こした時にはやっぱりこういう事をしでかすキャラだったのかと、少々残念に思った。しかし、最後の最期に彼らしくもないけど、でもどこかヤマトの乗組員であったという、表面には現れない彼の本心というものが表現されていたのでよかった。せめてもの異星の地で散った彼の魂が安らかであることを願うばかり。
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