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「ヘルム・ゼーリック」
投稿日 : 2013/11/29(Fri) 14:38
投稿者 久保田r
参照先
 『2199』のキャラクター。年齢は、地球に於ける換算で47歳相当。大ガミラス帝星に於いて中央軍総監という地位にあり、デスラーに次ぐ帝国No.2の実力者であり国家元帥。貴族の家柄のため血筋ゆえに純血を尊び、旧貴族社会の復権を目論む尊大な人物。声の担当は、若本規夫さん。

 見るからに尊大な顔をしたおっさんで、体格も大柄で屈強そう。閣議などの席でも周囲を憚ることなく帝国を持ち上げる発言をしておりミーゼラ・セレステラが睨みつけるシーンもあった。旧貴族社会復権を目論んで帝国の主要艦隊のほとんどをバラン星に集結させ「デスラー総統は暗殺された!」などと意気揚々と大演説を打ちまけたものの実はデスラーは生きており、真の首謀者であることを暴露され、最期は腰巾着であったゲールに背後から撃たれて亡くなった。

 当初から一体何のためにこのおっさんはいるのかと不思議に思いつつ、おそらくガミラスの人材の多彩さを演出するためなのだろう…と見ていたら、第18話「昏き光を越えて」で遂におっさんの存在意義が明らかに。おっさんは、我知らずヤマトに貢献してくれていた(笑)。バラン星にガミラスの主要艦隊を集結させてくれたおかげでその後のヤマトは、ドメル艦隊との決戦に集中して戦うことができた。これに「ご協力感謝する」と言わずして何と言おう(笑)。でも、1万を超える大艦隊の真っただ中にヤマトが単艦で突入した際には冷や汗が出たけれども。こんだけの艦隊を集める力があったことに対しては「やるな。ゼーリック」ではあります。このバラン星での流れは、デスラー総統が出現するタイミングもバッチリで、ちょっと出来過ぎな感じではありましたが、とはいえゼーリックのような男の最期に相応しい仰々しい舞台であったのは確か。

 キャラの口癖の「である」を”若本節”で聞くと「であぁる」と聞こえるのも、ゼーリックの人となりを表していてよかった。貴族出の元帥という設定を見ると、つい某帝国軍を思い出してしまうが、あちらとは雲泥の差の容姿のおっさんでも”若本節”はきちんとキャラにハマっていた。尊大な”若本声”素敵です。
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