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「サイボーグ009」(3)
投稿日 : 2001/10/14 20:02
投稿者 Excalibur
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過去に3本の映画と2本のTVシリーズが作られている、故・石ノ森章太郎の人気漫画の最新アニメーション・ヴァージョン。
今回は初の試みとして原作に忠実に展開し、幻となっている「完結編」のプロローグまでを描く予定だとか。更には「完結編」の映画化構想などもあるようだが、全てはこのシリーズが成功するかどうかにかかっているといっても過言ではないはず。強力な裏番組の中、当初の予定通り一年間という長丁場を全う出来ることを願いたい。
 
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ビデオ・リリース開始!
投稿日 : 2002/03/09 22:54
投稿者 Excalibur
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「バトルアライブ1〜戦闘〜」と題された1巻目は第1話から第3話まで収録。
流石に第2話は、細かいシーンなどでリテイクが目立つ。
商品としてのクオリティをあげる為に修正を加えるというのは悪いことだとは思わないが、
それでも放映時点で未完成品を見せられているのは事実なだけに複雑な心境。
『コスモウォーリアー零』『バビル2世』そしてこの作品と、テレビ東京(及びAT−X)で放映される有名作家作品は
ビデオ・リリースされる際にリテイクするのが当然のようになってしまっているのだが、
その前に製作スケジュールをきちんと見直すべきだろう。
現在AT−Xで放映されている『幻魔大戦/神話前夜の章』や、今度スタートする『ガンフロンティア』や『ワイルド7』が
そうならないことを祈るのみだが・・・。
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第10話 「オーロラ作戦」
投稿日 : 2002/01/15 21:48
投稿者 Excalibur
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原作の「オーロラ作戦」のエピソードはマンガとしての楽しさを持っているが、出来上がったTV版は、マッドマシンを作るに至ったフィンドル教授(原作ではドルフィン教授)の悲劇性を強調する演出。
どちらがいいかは一概に言えないが、ここまでのシリーズが妙に生真面目というか固めに作っている流れの中では、バランスをとる上でも必要なアレンジなのかとも思う。その割りにそんな中でもギャグ・シーンを入れようとするから全体のレベルが下がってしまうのが難点なのだが。
教授の娘シンシア(原作版のイルーカ)は原作よりもアクティブなキャラクターに変更され、物語にも積極的に関ってゆく。その結果009とのふれあいの場面も増え、ラストシーンでの別れが強調できたのはプラスだったと思う。
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第9話 「深海の悪魔」
投稿日 : 2002/01/08 21:28
投稿者 Excalibur
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海中に没した0013の操るロボットを回収しようと先を争う、009たちと黒い幽霊団。潜水艦同士の緊迫する虚虚実実のやりとり・・・を期待するとこれが見事に裏切られ、笑えないコメディー作品の出来上がりとなる。今回は初めての完全オリジナル・ストーリーだが、こんな半端なストーリーを挿入して水増しする必要がどこにあったのだろうか。いくら4クール(1年間)の放映予定とはいえ、余計なストーリーを挿む余裕などないはずだが。
ラスト、旅立つ009たち。原作にもある009の「さよなら、日本・・・」という科白が出てくるが、妙に浮いてしまって仕方がない。
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第8話 「トモダチ」
投稿日 : 2001/12/04 23:17
投稿者 Excalibur
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謎のロボットの正体は?そして0013とは誰なのか?
後編ではこの謎に迫って行くのだが、正直言ってかなり辛い展開になってしまった。
原作通りに映像化するのが難しいのは百も承知。しかし何故に無用の改変を続けるのだろうか。これでは改良ではなく改悪である。
周囲に疎まれてきた少年は、ジョーの見せたちょっとした優しさが嬉しかった。これが二人の友情の始まりとなり、題名「トモダチ」の意味が活きてくるのだが、せっかくの二人のやりとりがあっけなさすぎ、クライマックスがさっぱり盛り上がらない。ロボットが爆発した理由、少年が死ななければならない理由、これの伏線として全くといっていいほど機能してこないのが、実に残念。それに取って付けたようなギャグ・シーンにも辟易している。
表現媒体や時代背景が違うので、単純に原作と比較したくはないのだが、どうしても採点は辛くならざるを得ない。スタート・ダッシュが素晴らしかっただけに、こんなところで失速はして欲しくないものだ。
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第7話 「見えない敵を撃て」
投稿日 : 2001/12/01 17:29
投稿者 Excalibur
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009の育ての親である神父。ジョーはその神父殺害の容疑で追われていたのだが、今回その謎の一端が明かされた。しかもそれが0013絡みのストーリーの伏線として機能するとは思いもしなかったが。
0013をはじめとする今回のエピソードの相手方キャラクターは、ストレートに描くのが憚られるような境遇の持ち主であり、それを回避するために色々な手を加えている。障害者であるという描写を減らしたりなくしたり、実はブラック・ゴーストの一味だった神父との接点を持たせたのもその方法の一つだろう(しかもこれが「地下帝国ヨミ編」への伏線なのか?)。
ただこれは改悪スレスレ。特にジョーの旧友・はなきずの安の扱いを原作より重くしたのに、これが0013との出会いにちっとも活かされていないのは如何なものか。ジョーとの心のふれあいが描かれていないと、視聴者側は後編のクライマックスへと感情が持続できないのだが・・・。
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第6話 「消えた博士を追え!」
投稿日 : 2001/11/23 21:06
投稿者 Excalibur
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0012が登場するが、シチュエーションのみを流用した完全なオリジナル・エピソード。007を絡ませて0012の設定に深みを与えようと試みるも、これは蛇足。前回同様に、初期原作にあるマンガとしての楽しさを削り、後期作品群のような叙情的ストーリーへと改変しているのだが、これは何故だろう? 想定される完結編へ向けて作品のトーンを揃えようという意図か。だが、一年間という長期に渡るシリーズを、ずーっと重いトーンで進行して行くのもどうかと思うが。反面、笑うに笑えぬドタバタ・シーンも挿入されるようになったが、これはこれでキャラクター・イメージを損ねている。原作通りに製作するには、時代背景やシチュエーションの点で現代にそぐわない部分があることは承知しているつもりだが、かといって無意味な改変は不要である。
次回から展開されるはずの0013をゲストに迎えたエピソードなど、特にストレートなTV化が難しいと思われるが、はたしてこれをどう料理するのだろうか。
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第5話 「鋼鉄の涙」
投稿日 : 2001/11/11 22:10
投稿者 Excalibur
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開巻、004の過去話から始まる。自由の国への亡命となっているが、東西ドイツの分裂と明示はしていない。色々問題があるのかも知れないが、これなら前回のエピソードで時間軸の変更にこだわった意味がないようにも思える。というよりも005以降の過去をどう説明するのかに興味がある。
今回は004をフューチャーしているが、暗殺者篇のエピソードに誕生篇のエピソードを絡める展開は今後も続くようだ。
で、今回のメインは勿論0011の登場。原作よりもキャラクターを掘り下げたつもりで、殊更サイボーグの悲哀を強調してみせたが、これは消化不良。またこれに004を絡め同情させたりもしているが、これでは今度は004のキャラが変わってしまう。このあたり原作に忠実にとは言わないものの、もう少し原作を大事にアレンジして欲しいとは思うのだが、まだまだスタートしたばかりなので今後を見守りたい。作画レベルも相変らず高めだし。
これでキャストと音楽がもうちょいなんとかなると傑作誕生の予感、なのだが――。
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第4話 「死闘の果てに」
投稿日 : 2001/11/04 22:39
投稿者 Excalibur
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前回に続き0010との戦い、その決着編。ほぼ原作通りの結末なのだが、そこへ至る過程はオリジナルと言っても良い。
今回特に驚かされたのは、001〜004までが第一世代のサイボーグだという設定。当時の技術では完成させられなかったので、改造途中で凍結されたとのこと。この「時間軸の変更」はおそらく004の過去話を生かすための処置なのだろうが、これが今後のシリーズで巧く活用できるのか。となると005以降はどういう扱いになるのかも気になるところだ。
002、004のセリフは原作通りに展開するなら今後への伏線ということか。
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第3話 「閃光の暗殺者」
投稿日 : 2001/11/01 23:33
投稿者 Excalibur
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ブラックゴーストの基地を脱出したサイボーグ戦士たちは日本へ。そこでギルモアの旧友コズミ博士の元へ身を寄せるのだった。束の間の休息に戦いを忘れるメンバー達だったが、そんな中で002だけは煮えきらない皆の態度に苛立ちを隠せない。こちらから基地へ攻めこむべきではないのか、と。
だが、そんな彼らの元へ遂にブラックゴーストの魔の手が。その刺客の名は0010!
「誕生編」が終わり物語は「暗殺者編」へ。大筋は変わらないものの、そのストーリー展開はかなりオリジナル色が強いものとなった。どちらかというと大らかな原作に比べると、こちらの方がリアリティがあるとも言え、中期以降、得に後期の原作のイメージ(今回のキャラクターデザインの元になっているのも後期のものだ)からすればこの改変も「あり」なのだが、初期ムードが好きなファンには違和感のほうが強いのかも。
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んじゃ、早速
投稿日 : 2001/10/29 13:13
投稿者 F20!
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あまり、作画レベルや声優さんに思い入れがないので、
すんなり馴染んでしまった感があります。
1話と2話の違いに気づかなかったし・・・ (*^▽^*)

で、エクさんも言っているように、プロローグとしてはうまくまとまってたんじゃない?

特に、はじめの各メンバーの紹介というか誘拐?されるあたりは、
連載開始時と現在で大きく違いがあるだろうしね。

しかし、ジョー009の神父殺しの疑いは後で話に関わってくるのだろうか?


それと、ピュンマ008の活躍がずいぶんオミットされていたような気が・・・
はじめのジョーを助けるときだけだもんな、水の中は
後は戦闘のプロフェッショナル?なんて設定だものね。
こりわ後半もあまり水の中は出てこないかな?


でも、これから楽しみでもあるね
最近、009の単行本が'また'再発刊されているので、
今度は全部買うつもりです。
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第2話 「脱出」
投稿日 : 2001/10/22 23:16
投稿者 Excalibur
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前回に続いて基本設定の紹介編。
ただこれでも予備知識無しの人にはまだわかりにくいかも知れない。徐々に物語が進むにつれて各々のキャラクターの魅力も浮き上がってはくるのだが、現状では多すぎるレギュラーメンバーの交通整理が精一杯。もっともこれは原作も同様なのだが。それでも健闘していると思えるのは、古くからのファンの贔屓目か。この作品で初めて『サイボーグ009』を知った人の素直な感想が聞きたいものである。
ところで第2話にして作画レベルは大きくダウン。それでも他作品に比して全体的なレベルは高いのだが、1話の出来が良すぎたとも言える。かなりタイトなスケジュールであることはうかがえるが、今後持ち直してくれることを願うものである。
それにしても第1話放送終了直後から、ネット上では現場サイドからの声として第2話のレベルダウンが暴露されていたのだが、この作品の製作体制は一体どうなっているのだろうか。
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第1話 「誕生」
投稿日 : 2001/10/14 20:02
投稿者 Excalibur
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原作の第1話では島村ジョーが少年鑑別所を脱走するところから始まり、ブラック・ゴーストにつかまり改造手術を受け、謎のテレパシーに導かれるように戦闘シュミレーションを受けさせられ、その後に他の00ナンバー・サイボーグと出会い、そして脱出・・・という具合に展開していくのだが、この一話ではとりあえずジョーの過去話は置いといて、主要キャラクターの紹介をメインにしている。
物語は改造手術後にジョーが目覚めるところから始まり、001のテレパシーによって研究施設を脱出。他のメンバーに出会うようになる。原作と大きく異なるのは、この時点で既に他の8人が裏切り者扱いされている点だろうか。だが、物語をスピーディーに転がしていくには悪い変更だとは思われない。
それにしても、ここまで石ノ森タッチでキャラクターが動いてくれると、これは感動モノである。動き自体は多少ギクシャクしてなくもないが(枚数が足りないのか?)、それでも独特の柔らかい丸みを帯びたタッチを巧く再現。今までの「原作:石ノ森章太郎」を冠したアニメーションの中では出色である。ここまでやってくれれば文句はあるまい。願わくばこの作画レベルが一年間維持されんことを。
キャストは今一つ馴染めないが、これも徐々に慣れてくるだろうと思われる。期待半分不安半分の滑り出しだったが、まずは合格点だ。
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